JavaScriptで要素のリサイズに応じてイベントを発動する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptで要素のリサイズに応じてイベントを発動する方法について現役エンジニアが解説しています。ウィンドウのリサイズに応じてイベントを発動させるにはresizeイベントを使用します。onresizeに処理を設定、addEventListenerやJQueryなどによる方法もあります。
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JavaScriptで要素のリサイズに応じてイベントを発動する方法について解説します。
実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。
また、入門向けのJavaSriptを学習できるサイトも紹介しているので、合わせてご覧ください。
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。
今回は、JavaScriptに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
JavaScriptで要素のリサイズに応じてイベントを発動する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
要素のリサイズに応じてイベントを発動する方法
JavaScriptで要素のサイズ変更に応じて、イベントを発動するには、onresizeを使用します。
例えば、windowのサイズに応じてイベントを発動する場合は
window.addEventListener( 'resize', function() { // リサイズ時に行う処理 }, false );
のように記載したり、以下のように書けます。
window.onresize = function(){ 処理 }
JQueryでは、resize()というメソッドが用意されており、
$(window).resize( 関数 )
と書くことで、リサイズイベントを発動させることができます。
jQueryのresizeメソッドの使い方
今回は、簡単にresizeイベントを処理できるJQueryのresize()メソッドをみていきましょう。
ウィンドウサイズに応じてイベントを使用する場合、以下のようにコーディングできます。
$(window).resize(関数)
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう。
今回は、ウィンドウサイズの変更に応じて、高さと幅を表示してみます。
以下のようにコーディングしてみてください。
まず以下のようなHTMLを用意します。
<p>ブラウザをリサイズするとresizeイベントが発動します。</p> <p>ウィンドウの高さ: <span id="height"></span></p> <p>ウィンドウの幅: <span id="width"></span></p>
それから以下のJavaScriptのコードを用意します。
function showWindowSize() { $('#height').text($(window).height()); $('#width').text($(window).width()); } $(window).resize(showWindowSize);
実際にウィンドウの大きさを変更すると、その高さと幅が表示されます。
今回は表示のみでしたが、ウィンドウの高さと幅を利用することで、要素の位置を常に中心に持ってくるなどの動きをつけられます。レイアウトを変更する際に必要となる技術なので、抑えておきましょう。
筆者プロフィール
この記事を監修してくれた方
メンター金成さん。 未経験ながら、社内システム保守~新規受注システム開発まで携わり、JavaScript Ruby on Rails PostgreSQLなどの経験を積む。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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