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JavaScriptで指定した要素が配列に存在するかチェックする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaScriptで指定した要素が配列に存在するかチェックする方法について現役エンジニアが解説しています。配列にある要素が存在するかをチェックする場合には、indexOf、some、includesメソッドなどを使用する方法があります。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

JavaScriptで指定した要素が配列に存在するかチェックする方法について解説します。

実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。

 

目次

 

 

田島悠介

今回は、JavaScriptに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

JavaScriptで指定した要素が配列に存在するかチェックする方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

指定した要素が配列に存在するかチェックする方法

JavaScriptで配列内に「ある要素」が存在するかをチェックする場合、以下の方法が使えます。

  • indexOfメソッドを使う
  • includesメソッドを使う(ES 2017)
  • findメソッドを使う(ES 2015)
  • filterメソッドを使う
  • someメソッドを使う(ES 2015)

※ES2015やES2017というのはJavaScriptの仕様のことで、2015年に策定されたからES2015、2017年に策定されたからES2017です。

これらのメソッドはどれも少しずつ異なる仕様を持ちます。

下にいくにつれ、少しずつ構造と仕様が複雑になっていくので、混乱しないよう上からひとつずつインプットしていきましょう!

 

indexOfメソッド

indexOfメソッドは今回紹介するメソッド達の中では長老のような存在で、古くから多く使われています。

indexOfメソッドを使うと、引数に指定した値が配列に存在していたら、何番目の要素かを表す番号を返します

存在していなければ、-1を返します

const array = [1, 2, 3];

array.indexOf(2) //=> 1
array.indexOf(4) //=> -1

2は配列の2番目の要素なのに、出力が1となっています。

これは、配列の要素の番号が0から始まるためです。

 

includesメソッド

includesメソッドは、indexOfメソッドの新型版のような立ち位置です。

indexOfメソッドとよく似た仕様ですが、異なる点として、指定した要素が配列に存在すればtrue、しなければfalseを返します。

const array = [1, 2, 3];

array.includes(2) //=> true
array.includes(4) //=> false

 

findメソッド

findメソッドは、配列内で、ある条件に一致する最初の要素を返します。

条件に一致する要素がなければ、undefinedを返します。

const array = [1, 2, 3];

array.find((element) => {
  //3より小さい要素という条件
  return element < 3
}) // => 1

上記の例では、「3より小さい」という条件に当てはまる、「最初の要素」を検索しています。

3より小さい要素は1と2のふたつありますが、より先に出てくる 1が出力されるという仕組みです。

ちなみに、findメソッドの中身は、アロー関数の特性を利用して以下のように短くできます。

array.find(element => element < 3); // => 1

 

filterメソッド

だんだん難しくなってきましたね。

あと2つです!

filterメソッドは、findメソッドの複数検索版です。

findメソッドが、条件に一致する最初の要素を返すのに対し、filterメソッドは条件に一致する要素すべてを配列にして返します

const array = [1, 2, 3];

//findメソッドで紹介した短縮形と同じです
array.filter(element => element < 3) // => [1, 2]

先ほどと同じく、3より小さい要素は1と2のふたつなので、この2つからなる配列が返ってきました。

 

someメソッド

いよいよ最後です。

someメソッドは、ある条件に一致する値がひとつでもあればtrueを、なければfalseを返します。

const array = [1, 2, 3];

//findメソッドで紹介した短縮形と同じです
array.some(element => element < 3) // => true
array.some(element => element < 0) // => false

 

今回は以上です。

最初からこの5つすべてをインプットするのは至難の業ですが、コードを書く時に「この場合はどんなメソッドを使うのが一番スマートかな?」ということを意識することで、自然と使いこなせるようになるものです。

時には使ったことのないメソッドにも挑戦して、JavaScriptマスターを目指しましょう!

 

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執筆してくれたメンター

高田悠(たかだゆう)

JavaScriptを用いた実装など、フロントエンド領域の開発が得意。

中でもWeb上での3D表現に興味があり、これまでにWebAR(AR=拡張現実)の実装案件を複数経験。

ワークライフバランスを重視し、趣味の音楽活動や釣りを楽しみつつフリーランス生活を送っている。

 

大石ゆかり

内容が分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

JavaScriptを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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