PHPの二次元配列の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPの二次元配列の使い方について現役エンジニアが解説しています。二次元配列とは、配列の中に配列を含む配列になります。座標の配列などで使い、ブラケットを二つ書いてインデックスを指定します。実際に書いて覚えましょう。
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PHPの二次元配列の使い方について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもPHPについてよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPの二次元配列の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
二次元配列とは
二次元配列とは、配列の中に配列を含む配列になります。これにより、多次元の要素による配列を作ることができます。
例:座標(X, Y)の配列
もちろん、3次元、4次元などの多次元配列を定義することもできます。
二次元配列の基本
通常の配列は、下記のようになります。
$ary = ["a", "b", "c", "d"];
値を取得する場合には、$ary[0]といった配列の添字(0から始まる連番)で、配列の値を取得します。
$ary[0] → ”a”
この配列の中に、さらに配列を含むことで二次元配列となります。
$ary = [ ["a", "b", "c", "d"], ["e", "f", "g", "h"], ["i", "j", "k", "l"] ];
配列の添字は、$ary[0]は中の最初の配列を示すため、$ary[0][0] → ”a”, $ary[1][3] → ”h” となります。
また、配列に値を代入する際には、通常の配列と同じように
$ary[2][3] = "z";
とします。これにより、$aryの値は下記のようになります。
$ary→ [ ["a", "b", "c", "d"], ["e", "f", "g", "h"], ["i", "j", "k", "z"] ];
配列の末尾に値を追加する場合にも、通常の配列と同じように、
$ary[] = ["m", "n", "o","p"];
とします。これにより、$aryの値は下記のようになります。
$ary→ [ ["a", "b", "c", "d"], ["e", "f", "g", "h"], ["i", "j", "k", "z"], ["m", "n", "o", "p"] ];
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実際に書いてみよう
それでは、実際に上記の二次元配列を記述して値を確認してみましょう。
<?php $ary = [ ["a", "b", "c", "d"], ["e", "f", "g", "h"], ["i", "j", "k", "l"] ]; var_dump($ary); echo $ary[0][0]."\n"; echo $ary[1][3]."\n"; $ary[2][3] = "z"; var_dump($ary); $ary[] = ["m", "n", "o", "p"]; var_dump($ary); ?>
実行結果は下記のようになります。(var_dumpは配列の中身を表示する関数です。)
array(3) { [0]=> array(4) { [0]=> string(1) "a" [1]=> string(1) "b" [2]=> string(1) "c" [3]=> string(1) "d" } [1]=> array(4) { [0]=> string(1) "e" [1]=> string(1) "f" [2]=> string(1) "g" [3]=> string(1) "h" } [2]=> array(4) { [0]=> string(1) "i" [1]=> string(1) "j" [2]=> string(1) "k" [3]=> string(1) "l" } } a h array(3) { [0]=> array(4) { [0]=> string(1) "a" [1]=> string(1) "b" [2]=> string(1) "c" [3]=> string(1) "d" } [1]=> array(4) { [0]=> string(1) "e" [1]=> string(1) "f" [2]=> string(1) "g" [3]=> string(1) "h" } [2]=> array(4) { [0]=> string(1) "i" [1]=> string(1) "j" [2]=> string(1) "k" [3]=> string(1) "z" } } array(4) { [0]=> array(4) { [0]=> string(1) "a" [1]=> string(1) "b" [2]=> string(1) "c" [3]=> string(1) "d" } [1]=> array(4) { [0]=> string(1) "e" [1]=> string(1) "f" [2]=> string(1) "g" [3]=> string(1) "h" } [2]=> array(4) { [0]=> string(1) "i" [1]=> string(1) "j" [2]=> string(1) "k" [3]=> string(1) "z" } [3]=> array(4) { [0]=> string(1) "m" [1]=> string(1) "n" [2]=> string(1) "o" [3]=> string(1) "p" } }
このように、二次元配列の中身を参照・代入することができます。
執筆してくれたメンター
メンターYさん
フリーランスエンジニアとして、PHPを中心としたWEB開発全般を行う。 元々は大手通信会社のエンジニアで、セキュリティに関する仕事をするも、大企業が肌に合わず独立。 ただ、自宅にいるとどうしてもゲームをしてしまうため、コワーキングスペースの比率が大きい。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
PHPを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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