JavaScriptでファイル名を取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでファイル名を取得する方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

実際のコードをもとに解説していきますので、理解を深めていきましょう。

また、入門向けのJavaScriptを学習できるサイトも紹介しているので、あわせてご覧ください。

目次

• ローカルのファイル名を取得する方法
• ファイル選択ダイアログ
• ファイルを選択したらファイル情報を取得する
• まとめ
• JavaScriptを学習中の方へ

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

 

ローカルのファイル名を取得する方法

ローカルファイル名を取得するサンプルコードです。

See the Pen
Filename by TAKAYOSHI (@lspuwbkv)
on CodePen.

 

ポイントは以下の通りです。

HTML

<input id="file" name="file" type="file" />

JavaScript

fileform.addEventListener("change", (e) => {
  // File APIが使えるか確認
  if (window.File) {
    // 指定したファイルの情報を取得
    var inputfile = fileform.files[0];
    // 最後に、反映
    result.text = inputfile.name;
  }
});

HTML5から新たに追加された、FileAPIを使って、簡単にファイルを取り扱っています。

詳しく解説していきます。

 

ファイル選択ダイアログ

Web画面にファイル選択ダイアログを作るのは簡単です。

inputタグのtype属性を”file”と指定するだけです。

<input type="file" />

 

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ファイルを選択したらファイル情報を取得する

ユーザーがファイルを選択したタイミングで動作させましょう。

input要素の”change”イベントにイベントリスナーを設定していきます。

fileform.addEventListener("change", (e) => { ... });

 

イベントリスナーの中で、選択されたファイル情報を扱っていきましょう。

選択されているファイル情報は、input要素のfilesプロパティにあります。

var inputfile = fileform.files[0];

 

filesはファイル情報の配列であり、複数のファイルを選択できます。

1つ目に選択されたファイル情報は、配列の0番目を参照しましょう。

FILEオブジェクト型でファイルの情報があり、様々なプロパティで詳細データが格納されています。

プロパティ	概要
Name	ファイル名
Type	種類
Size	サイズ
Path	ファイルパス
DateLastModified	最終更新日

 

Nameプロパティにファイル名があるので、画面に表示します。

result.text = inputfile.name;

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

簡単にファイル名を取得できました。

ファイルを扱えると、サーバやクラウドに保存することもできます。

応用して、様々な機能を実装してみてくださいね。

 

 

JavaScriptを学習中の方へ

これで解説は終了です、お疲れさまでした。

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