Rubyでextnameメソッドを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyでextnameメソッドを使う方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

extnameメソッドとは

extnameメソッドはFileクラスのメソッドで、ファイルを拡張子のみを文字列として返します。

類似のメソッドでファイル名の取得はbasenameメソッド、/の後ろの文字列を返すdirnameメソッドがあります。

この際に、一緒に覚えてしまいましょう。

 

extnameメソッドを使う方法

以下の形式で使用します。

File.extname("ファイルパス")

 

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実際に書いてみよう

# extname はファイルの拡張子のみを取りだすことができます。
# 拡張子がない場合はカラ文字列が返ります。
p File.extname("./hoge/huga/file.txt") #=> ".txt"
p File.extname("./hoge/huga/file") #=> ""
p File.extname("./hoge/huga/") #=> ""
# いい機会ですので basename もみてみましょう。
# basename は拡張子を含めたファイル名のみをとりだすことができます。
# 末尾の文字列を指定すると拡張子を取り除いたファイル名のみをとりだすことができます。
p File.basename("./hoge/huga/file.txt") #=> "file.txt"
p File.basename("./hoge/huga/file.txt", ".txt") #=> "file"
p File.basename("./hoge/huga/file.txt", ".*") #=> "file"
# いい機会ですので dirname もみてみましょう。
# ディレクトリパスのみを返します。
# 最後のスラッシュ( / )より手前の文字列のみが返ってきます。
# ファイル名が取り除かれていることを意識してください。
# ファイル名のみを引数とした場合はカレントディレクトリ( . )が返ります。
p File.dirname("./hoge/huga/file.txt") #=> "./hoge/huga"
p File.dirname("file.txt") #=> "."
# split メソッドを使うとディレクトリパスとファイル名を配列に分割することができます。
p File.split("./hoge/huga/file.txt") #=> ["./hoge/huga", "file.txt"]
__END__

 

実行結果

#=>
".txt"
""
""
"file.txt"
"file"
"file"
"./hoge/huga"
"."
["./hoge/huga", "file.txt"]

 

まとめ

File.extnameメソッドを使うことで簡単にファイルの拡張子だけを取りだすことが可能です。

 

執筆してくれたメンター

メンター古川さん Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。

 

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