文字列を分割!Rubyでsplitを使う方法【初心者向け】
初心者向けにRubyでsplitを使う方法について解説しています。文字列を指定の区切りで分割し配列に格納することができます。サンプルコードと実行結果を見ながら使い方を覚えていきましょう。
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Rubyでsplitを使う方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
splitの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
splitとは
splitとは、指定した区切り文字で対象となる文字列を分割して配列にするメソッドです。
例えば、CSVのようにカンマで区切られた文字列を配列にして値を1つ1つ処理する場合などに利用すると便利です。
区切り文字には文字列の他に正規表現を指定することもできます。正規表現のパターンにマッチした部分で文字列を分割して配列を返します。
区切り文字を指定しなかった場合は空白文字で分割されます。
splitの書き方
splitの書き方ですが、次のように記述します。
”分割したい文字列”split(区切り文字, 分割数)
1番目の引数には区切りたい対象の文字列、または正規表現を設定します。省略すると空白文字で分割します。
2番目の引数は、分割数の上限を設定します。
分割数 > 0 の値を設定した場合、最大で設定した分割数分に分割します。分割数 < 0 の値を設定した場合、分割数の制限はなく、文字列を無制限に分割します。
設定しなかった場合、デフォルトは0で、この場合は分割個数の制限はなしで、配列末尾の空文字列を取り除きます。
実際に書いてみよう
さて、それでは実際にサンプルのプログラムを実行してsplitの挙動を確認していきましょう。
区切り文字で分割
区切り文字が空白以外の場合、区切り文字を第一引数に設定します。
カンマで区切られた配列を処理してみましょう。
p "100,200,300".split(',')
出力結果
["100", "200", "300"]
区切り文字には正規表現も使えます。
p "100,200,300".split(/,/)
出力結果
["100", "200", "300"]
第二引数に個数制限
第二引数に分割数の上限を設定した場合の挙動も確認しておきましょう
p "100,200,300,400,500".split(/,/, 2)
出力結果
["100", "200,300,400,500"]
文字列が要素数が2つの配列に分割されました。
第二引数を指定しない場合、0を指定した場合は配列末尾の空文字列は取り除かれ省略されます。
p "100,200,300,,".split(/,/)
出力結果
["100", "200", "300"]
第二引数に負数を設定した場合は、制限なく分割され、末尾の空文字列も省略されません。
p "100,200,300,,".split(/,/, -1)
出力結果
["100", "200", "300", "", ""]
監修してくれたメンター
北村 徳崇
スタートアップでソフトウェアエンジニアをしています。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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