Rubyのdeleteメソッドの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyのdeleteメソッドの使い方を現役エンジニアが解説しています。deleteメソッドを使うと配列から指定した要素を削除することが出来ます。指定したインデックスを削除するdelete_atメソッドも使ってみましょう。
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Rubyのdeleteメソッドの使い方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
deleteメソッドの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
deleteメソッドとは
deleteメソッドは、配列から引数で指定された要素を削除します。戻り値には削除した要素が入り、指定した要素がない場合はnilを返します。
関連したメソッドとして、delete_atメソッドがあります。こちらは、index要素を指定して削除するメソッドです。
こちらもよく使うので、覚えましょう。
deleteメソッドで配列から要素を削除する方法
基本的な使い方は、引数に削除する要素を渡すだけです。
fruits = ["apple", "orange", "banana", "kiwi","banana"] fruits.delete("banana")
“banana”と一致する要素が削除されます。この時、一致する全ての要素が削除されることに注意してください。
この場合、3番目の”banana”も5番目の”banana”も削除されます。
delete_atメソッドは以下のように使用します。
fruits = ["apple", "orange", "banana", "kiwi","banana"] fruits.delete_at(2)
delete_atは、インデックスで要素を削除します。
インデックスは0から始まるので、この場合3番目の”banana”のみ削除します。
実際に書いてみよう
それでは、実際に書いて動作を確認しましょう。
まずは基本的なdeleteメソッドの使用方法です。
# 配列を宣言 fruits = ["apple", "orange", "banana", "kiwi","banana"] p fruits # bananaを指定して削除 fruits.delete("banana") p fruits
実行結果は以下の通りです。
["apple", "orange", "banana", "kiwi", "banana"] ["apple", "orange", "kiwi"]
次にdelete_atメソッドです。インデックスを指定して削除します。
# 配列を宣言 fruits = ["apple", "orange", "banana", "kiwi","banana"] p fruits # indexを指定して削除。3番目を削除 fruits.delete_at(2) p fruits
実行結果は以下の通りです。
["apple", "orange", "banana", "kiwi", "banana"] ["apple", "orange", "kiwi", "banana"]
最後に存在しない要素を削除して場合の実行結果を見てみます。
fruits = ["apple", "orange", "banana", "kiwi","banana"] p fruits # 存在しない要素を削除 p fruits.delete("lemon") p fruits
実行結果は以下の通りです。nilが返ってくることを確認してください。
["apple", "orange", "banana", "kiwi", "banana"] nil ["apple", "orange", "banana", "kiwi", "banana"]
以上で説明は終わりです。よく使うメソッドなので、ぜひ使い方をマスターしてください。
筆者プロフィール
メンター金成さん
フリーランスエンジニア。 使える言語は、ruby python go 。最近はgoにハマってます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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