Javaで配列をstringに変換する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Javaで配列をstringに変換する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事をご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。

 

 

Stringとは

Stringクラスは「java.lang」パッケージの中に存在している文字列を格納するなど、文字列に関して便利なメソッドが実装されているクラスのことです。

Stringクラスはint型やboolean型のような基本データ型ではなく、クラス型変数です。

配列の要素を文字列として連結させたいときによく使用されます。

例えば、カンマ区切りの文字列にすることでCSVファイルへの書き込みを行え、データベースへの登録が可能となります。

Stringクラスに関する詳しい内容はこちらからご覧ください。

 

String.joinを使った書き方

配列を文字列に変換する方法についてみていきましょう。

今回は変換する方法としてString.joinメソッドを使う方法です。

記述方法は以下の形式となります。

 

String 変数名 = String.join(連結文字列, 配列);

 

配列の各要素を連結文字列を使って連結させ、string型へ変換します。

 

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 実際に書いてみよう

ここでは、String.joinメソッドを使って文字列に変換してみましょう。

 

プログラムソースコード

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    String[] colors = {"white", "green", "blue", "red"};
    String str = String.join(",", colors);
    System.out.println(str);
  }
}

 

表示結果

 

white,green,blue,red

 

配列colorをString.joinメソッドを使って「,」で連結させることができました。

String.joinメソッドは、配列以外にもリスト型でも文字列に変換することができるので以下のような記述も可能です。

 

プログラムソースコード

 

import java.util.Arrays;
import java.util.List;

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    List<String> colors = Arrays.asList("white", "green", "blue", "red");
    String str = String.join(",", colors);
    System.out.println(str);
  }
}

表示結果

white,green,blue,red

 

以上、Javaで配列やリストを文字列に変換する方法としてString.joinメソッドを使った方法について解説しました。

 

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

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