Rubyで配列を代入する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyで配列を代入する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。

 

配列とは

おもちゃ箱のような雑多におもちゃが入っている箱のようなものではなくプレートで仕切られている薬ケースのようなものです。

プログラムではこのプレートを「,」で表します。そして順番があります。順番があるので[1,2,3]と[1,3,2]は別物です。

一応、違う要素のものを突っ込んだものも配列と言いますが、例えば数字の配列に文字列を突っ込んだ [1,2,3, ‘いち’, ‘に’, ‘さん’] これも配列ですが、プログラムで扱う場合、ほぼこのように書くことは無いので、同じ要素の物が並んでいると考えてもらって構いません。

配列を代入する方法

空の配列に数字を代入する方法を説明します。複数やり方はありますがよく使うであろう方法を2つ紹介します。

• 「+」を使う方法
• pushメソッドを使う方法

 

「+」を使う方法

必ず配列同士を足します。

ruby

['apple', 'banana'] + ['grape']

=> ['apple', 'banana', 'grape']

こういう事はできません。

ruby

['apple', 'banana'] + 'grape'

=> エラー

エラーが起きます。

pushメソッドを使う方法

pushメソッドの引数は配列の要素で無いといけません。

ruby

['apple', 'banana'].push('grape')

=> ['apple', 'banana', 'grape']

こちらの場合はこうする事もできますが、

ruby

['apple', 'banana'].push(['grape'])

=> ["apple", "banana", ["grape"]]

配列の配列になってしまって期待通りの結果が得られないので気をつけてください。

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実際に書いてみよう

main.rbと言うファイルを作成して中身を以下のように書いてください。

ruby

puts ['apple', 'banana'] + ['grape']
puts "-----"
puts ['apple', 'banana'].push('grape')

それでは実行してみましょう。

ruby main.rbターミナルに入力してください。

ruby

apple

banana

grape

-----

apple

banana

grape

となれば正解です。

まとめ

配列とは同じ要素の物を仕切りありで並べたものです。

配列への代入方法は複数あり、よく使う2種類を紹介しました。

1. 「+」を使う方法 ( [‘apple’, ‘banana’] + [‘grape’] )
2. pushメソッドを使う方法( [‘apple’, ‘banana’].push(‘grape’) )

以上です。

執筆してくれたメンター

メンター福田 2017年よりWEBエンジニアとして活動開始。 仕事を便利にするためのツールなどを作成する事が大好き。 作れるもの: gem・npm・chrome拡張など 書ける言語: Ruby・JavaScript・Go・ShellScript・TypeScript・node.js・ES6・CoffeeScriptなど 経験があるフレームワーク: Vue.js ・Ruby on Railsなど

 

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