Javaのswitch-case文の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Javaのswitch-case文の使い方について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。

 

 

switch文とは

switch文とは、評価結果によって表示を分岐させることができる構文です。

if文と同じく条件分岐の際に使われます。

switch文は以下のような形式で記述可能です。

 

swicth(式){
case 値1:
  処理1;
  break;
case 値2:
  処理2;
  break;
case 値3:
  処理3;
  break;
default:
  処理4
}

 

switch文は文字や小数では処理を行えません。

また、このコードではbreak文がないと次のcase節を実行してしまう点には注意が必要です。

break文は強制的に処理を終了させる構文です。

break文を書くことで、処理を終えてブロックから抜けることが可能です。

 

caseの役割

case の役割はswichの式に対して値が一致している場合、処理を実行します。

caseの値とどれも一致しない場合はdefaultへ移動して処理を実施していきます。

if文では、上から順番に実行していきます。

対して、swichの場合は一致している値のcaseへ移動するため、分岐が多い処理の場合はswicth文を使うことで処理スピードが速くなるなどメリットがあります。

 

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実際に書いてみよう

ここでは、swicth文を実際使って処理を書いてみましょう。

 

プログラムソースコード

 

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    int num = 3;
    switch(num) {
    case 1:
      System.out.println("変数numは1です");
      break;
    case 2:
      System.out.println("変数numは2です");
      break;
    case 3:
      System.out.println("変数numは3です");
      break;
    case 4:
      System.out.println("変数numは4です");
      break;
    default:
      System.out.println("変数numは1から4の整数ではありません");
    }
  }
}

 

実行結果

変数numは3です

 

解説

swict文の式に変数numが入りました。

numは3が代入されているため、caseの値が3のものを探します。

結果としてcaseが3の中の処理を実行し、breakがあるため、実行結果のように表示されました。

 

まとめ

以上、Javaでswitch-case文を使用するための書き方の解説しました。

if文と使い分けることで条件分岐を見やすくしたり、処理スピードアップにつなげることが可能です。

 

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

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