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【Salesforce認定アドミニストレーター資格】合格のポイントから取得メリットまで徹底解説!

Salesforce認定アドミニストレーター資格について解説しています。これはSalesforceの管理者向けの資格となります。受験のメリットや試験概要、出題範囲と難易度、学習方法などについて紹介します。受験の際の参考にしてみましょう。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

Salesforce認定アドミニストレーター試験について紹介していきます。

 

なお本記事は、TechAcademyの法人向けIT・プログラミング研修での実績をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、資格系に関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Salesforce認定アドミニストレーター資格について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

目次

Salesforce認定アドミニストレーター資格とは

Salesforce認定アドミニストレーター資格とは、多機能なSalesforceのシステムを管理・担当できる能力を証明する資格です。

Salesforceは、顧客管理システム・業務支援システムなどを世界15万社以上に提供している世界的な大企業です。

ソフトウェアをSaaS型(web上のソフトウェア)で提供し、日本でもSalesforceのシステムを活用している企業は非常に多い状況にあります。

例えば、Salesforceのシステムは、

  • 顧客管理
  • 営業支援
  • プラットフォームの提供
  • 勤怠管理
  • 商談管理

など、非常に多くの機能を提供しています。

そのため、従業員が多く情報の共有に手間取る企業であっても簡単に情報共有が可能です。

Salesforceは企業の成長に大きく貢献しているシステムだといえるでしょう。

Salesforce社公式HPを参照してみると、日本の名だたる代表的な大企業もシステムを導入しています。

 

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Salesforce資格にはどんなものがあるのか

pc

Saleforceの公式認定資格は非常にたくさんあります。

資格には対象者・サービス別に8つのゾーンがあるため、ゾーンごとの資格をみていきましょう。

 

管理者/CRMコンサルタント向け

  • Salesforce認定アドミニストレーター
  • Salesforce認定sales cloudコンサルタント

アプリケーション構築者向け

  • Salesforce認定 Platform アプリケーションビルダー

開発者向け

  • Salesforce認定Platformデベロッパー

アーキテクト向け

  • Salesforce認定 Development Lifecycle and Deployment デザイナー

 

Einstein Analytics(データ分析ソフトウェア)向け

  • Salesforce認定 Einstein Analytics and Discoveryコンサルタント

PARDOT向け(マーケティングツール)

  • Salesforce認定Pardotスペシャリスト

 

などがあります。

他にもたくさんの種類があるため、日々の業務の中で興味がある資格があれば調べてみましょう。

 

Salesforce認定アドミニストレーター資格を取得するメリット

Salesforceは世界15万社以上にそのシステムを提供し、企業の発展を支えている企業です。

そのため、資格の取得によって以下のようなメリットが考えられるでしょう。

 

業務効率向上

Salesforce認定アドミニストレーター資格について勉強し、取得していた場合業務効率の改善をすることができます。

例えば、営業会社がSalesforceを導入していた場合、この資格の取得時に学ぶレポートの作成などは業務改善に活用することが可能です。

この場合のレポートとはSalesforce内に蓄積されている社内データをポイント別に一覧化したものです。

 

レポートの内容に触れてみると、営業員向けに「売り上げ×直近1年間で取引実績ありの企業一覧をレポートとしてまとめる」などといったこともできるようになります。

この場合、営業社員は見込みの強い企業を一覧で見ることができるため、とても効率的に営業活動をすることができます。

また、Salesforceの管理者として企業データを1から作成する手間を省くことができるでしょう。

 

転職に有利に働く

Salesforce認定アドミニストレーター資格を取得している場合、Salesforceの製品や知識またその関連知識を持っていると世界的にも証明してくれます。

世界的に信頼性の高いシステムを理解していると認識されるため、お客からの信頼を得やすいというメリットがあります。

Salesforce関連の開発やSalesforceを活用・展開をしている企業などの面接の場では、アピールポイントになるでしょう。

また、認定資格は簡単に取得できるものではなく、日本の多くの企業で使用されているため、資格そのものの信頼性が高いといえます。

そのため、資格取得によってアプリ開発会社などであれば、一定の知識があることを示すことが可能です。

 

Salesforce認定アドミニストレーター資格について

Salesforce認定アドミニストレーター資格は、Salesforceの管理者向けの資格です。

この管理者はシステム管理を業務とし、特別な権限を付与されたユーザーを指します。

資格を持つことで、Salesforceで実行できるさまざまな業務(社員の活動の管理やChatterというタイムラインの設定など)について、理解力があることを示すことができるでしょう。

 

試験概要

ここでは試験の概要を紹介します。

 

  • 内容

複数選択方式・60問(オンラインもしくはテストセンターで受験)

  • 試験時間

90分間

  • 合格ライン

65%以上

  • 受験料

20,000円(税抜)

  • 受験方法

受験者アカウントの登録→受験科目・受験会場・日程などを選択→受験するという流れです。

  • 注意点

試験中は、印刷物やオンライン資料を参照することはできません。

 

試験範囲

Salesforce認定アドミニストレーター資格の試験は、以下の項目から出題されます。

 

  • 組織の設定(出題割合3%):営業時間、会計年度、また検索設定など
  • ユーザーの設定(出題割合7%):ユーザーの設定・管理・ユーザーアカウント一般について
  • セキリティとアクセス(出題割合13%):ダッシュボード、パスワード、ネットワーク設定など
  • 標準オブジェクトとカスタムオブジェクト(出題割合14%):オブジェクト(タブのようなもの)について。
    標準オブジェクト(Salesforceに含まれているもの)とカスタムオブジェクト(企業が独自に作成するオブジェクト)について、その作成方法など。
  • 営業アプリケーションとマーケティングアプリケーション(出題割合14%):Salesforceのコンテンツ機能、商品と価格表、販売効率向上に役立つ機能について。
  • サービスアプリケーションとサポートアプリケーション(出題割合13%):コミュニケーションアプリケーションの機能(アイデア※など)について。※業務に関するアイデアや改善方法まで幅広い種類の投稿・管理ができる社内掲示板のようなもの。

 

  • 活動の管理(出題割合3%):活動の記録(やることリストを作成したりできる日誌のようなもの)やChatter(自分や他の人が書き込まれた投稿が一覧で見られるタイムラインのようなもの)の機能について。
  • データの管理(出題割合:10%):データバックアップ方法・データ検証ツールについてや更新、転送、一括削除した場合の注意点など。
  • 分析-レポートとダッシュボード(出題割合10%):レポート(Salesforce内に登録されたデータを基に作成した一覧表。例えば売り上げ100万円以上の取引先企業を一覧化したりできる)の作成方法や機能について。
  • ワークフロー/プロセスの自動化(出題割合8%):ワークフロー(メールの一斉自動送信など手作業でする作業を自動化する仕組み)などについて。
  • デスクトップとモバイルの管理(出題割合3%):Salesforceのモバイルアプリについてなど。
  • APPEXVHANGE(出題割合2%):AppExchange(Saleceforceが提供するマーケットプレイス。営業からサービス向けまであらゆる業種、業務のアプリをここで入手できる)について。

とても出題範囲が広いものの、出題割合が高い分野を優先的に勉強することで十分な対策ができるでしょう。

 

受験資格・対象者

Salesforce認定アドミニストレーター資格は、Salesforceシステム管理者としての実務経験がある人を対象にしています。

特別な受験資格はありません。

年齢や経験年数などは考慮しなくても受験することが可能です。

しかし、専門用語が頻繁に出てくるため、Salesforceを頻繁に利用するなどの実務経験がない場合、試験に合格するのは難しいといえます。

 

合格のポイント

ここではSalesforce認定アドミニストレーター資格の合格のポイントをみていきましょう。

 

問題文の読解練習をする

一般的に試験問題は、誰にでも分かる容易な文章で書かれていることが多いといえます。

しかし、Salesforce認定アドミニストレーター資格含めSalesforce関連資格の試験問題文は、読解に苦労する場合も少なくありません。

元々の問題文は英語であり、その英文に対して和訳を行っているものの、精度が低いことが苦労する原因となっています。

そのため、対策としてSalesforce推奨教材で独特の日本語に慣れましょう。

 

Salesforceの操作や機能に慣れる

試験問題は、Salesforceを高頻度で使用している人向けに制作されています。

実際にSalesforceをしっかり使用していなければ、イメージできない試験問題も多いといえます。

管理者として普段からSalesforceを使っていれば、それほど苦労せずに合格することができるでしょう。

 

試験勉強方法

Salesforce認定アドミニストレーター資格の勉強方法を2点紹介します。

実際には推奨教材はあるものの、公式の問題集はありません。

そのため、勉強はどうしたらいいのだろうと迷い、勉強方法を調べることに手間取ってしまう受講生も多いといえます。

では、Salesforce認定資格の勉強方法を詳しくみていきましょう。

 

Salesforce推奨教材で学ぶ

Salesforceの活用方法について学べるアプリは沢山あります。

例えば、以下のようなものは効率的にSalesforceを学ぶことができるでしょう。

 

例えば、Trailmixではセキュリティや営業資料作成などについて知ることができます。

推奨教材は主に英語版であるものの、日本語に翻訳することもできるため、活用してみましょう。

 

Salesforceの研修を受講する

Salesforceが定期的に開催している研修を受講し、試験に備えることも可能です。

以下URLより申し込みが可能です。

 

申し込みURL:https://trailhead.salesforce.com/ja/academy#List

 

  • Salesforce 管理Ⅰ [前編](ADM201-1, ADX201-1)/ [後編](ADM201-2, ADX201-2)
  • Salesforce 管理Ⅱ(ADM211)
  • 認定アドミニストレーター試験ポイントスタディ(CRT101)

上記3つの研修が推奨されています。

コースによっては受講料が150,000円以上のものも多いといえます。

また、会場も主に東京であるため、時間とお金の余裕があれば活用してみましょう。

 

注意点・疑問点

受験時・取得後の注意点や疑問点をみていきましょう。

 

更新が必要

資格を取得した後、期日までにすべての更新要件を満たさない場合、資格は失効します。

資格を維持するためには、Trailhead(無料で学べるオンラインツール)で定期的に学習することが必要です。

 

再受験の申し込み制限がある

Salesforceは製品リリースに合わせて年3回バージョンアップが行われます。

バージョンアップに合わせて最大3回受験することができるものの、3回全て不合格だった場合は、次のバージョンアップの時期まで再受験することができなくなります。

 

試験日変更やキャンセルは可能

下記URLより手続きできます。

URL:http://tandc.salesforce.com/webassessor-cancel

 

まとめ

Salesforce認定資格におけるSalesforce認定アドミニストレーター試験について詳しく解説してきました。

勉強方法に苦戦する可能性もあるものの、資格を取得することで、業務改善や自分のキャリアにおいてもプラスに働くなどのメリットがあります。

この記事を参考にし、資格取得を目指してみましょう。

 

大石ゆかり

Salesforce認定アドミニストレーター試験についてよくわかったので良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

TechAcademyでは、従来の講義型研修とは違い、実務を想定したカリキュラムで実践的スキルを短期間で確実に身につけられる法人向けオンラインIT・プログラミング研修を展開しています。

1名〜数百名規模・業界を問わず、500社以上の企業様の研修を実施しており、受講生一人ひとりに現役エンジニアのメンターが付き、ニーズにあったサポートを行います。

学習時の「わからない」を確実に解消することで、理解を深めていくことができるでしょう。

また、オンライン研修リモート研修に関する記事もあります。興味のある方は合わせてご覧ください。