Rubyでflattenメソッドを使い一次配列に戻す方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでflattenメソッドを使う方法について現役エンジニアが解説しています。flattenメソッドとは、ハッシュや多次元配列を、一般的な一次元配列に変換するメソッドです。ハッシュ(連想配列)を一次元配列に変換するサンプルプログラムを見てみましょう。
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Rubyでflattenメソッドを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Rubyでflattenメソッドを使う方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
Ruby on Railsのflattenメソッドとは?
flattenメソッドとは、プログラムでよく使うハッシュや多次元配列を、一般的な一次元配列に変換するメソッドです。普段のプログラミングではあまり使う機会がありませんが、AIの実装などに使うことがあります。
ハッシュとは
そもそもハッシュ(連想形式)とはどんな形式だったでしょうか。一緒におさらいしてみましょう。具体的には、項目名とその中身がセットになって格納されている集合、になります。具体例は以下の通りです。
{ "Apple" => 150, "Orange" => 100, "Peach" => 200 }
ハッシュは、キーとバリューがペアで格納されている集合です。この例では、”Apple”, “Orange”, “Peach”がキーです。150, 100, 200がバリューです。”Apple”と150、”Orange”と150、”Peach”と200がペアで格納されているということですね。この例では3つのペアが含まれるハッシュです。{}で表記します。
flattenメソッドを使うと、キーとバリューのセットから、全てがバリューの配列が出来上がります。上のハッシュにflattenメソッドを使うと、以下のような一般的な一次元配列が出来上がります。
[ "Apple", 150, "Orange, 100, "Peach", 200 ]
flattenメソッドを使う方法
flattenメソッドは、変更したい集合に対して以下のように呼び出します。
<変更したいハッシュや多次元配列>.flatten
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実際に書いてみよう
以下のように書きます。
fruits = { "Apple" => 150, "Orange" => 100, "Peach" => 200 } puts fruits flatten_fruits = fruits.flatten puts flatten_fruits
fruits変数にハッシュを代入し、fruits変数をflattenメソッドで変換します。flatten_fruits変数に、変換後の配列を代入しています。実行すると、以下のような結果となります。配列に変換されたことがわかります。
{"Apple"=>150, "Orange"=>100, "Peach"=>200} Apple 150 Orange 100 Peach 200
多次元配列とflattenメソッド
flattenメソッドは、多次元配列を一次元配列にすることもできます。多次元配列の例は以下の通りです。配列が入れ子になったような構造です。
["Fruits", ["Apple", "Orange", ["Mikan", "Hassaku"], "Peach"]
flattenメソッドで変換すると以下のように変換されます。
["Fruits", "Apple", "Orange", "Mikan", "Hassaku", "Peach"]
使う方法は、変換前がハッシュの時と同じです。
まとめ
flattenメソッドを利用すると、ハッシュや多次元配列を簡単に一次元配列に変換できます。
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伊藤広明(いとうひろあき)
1990年代からソフトウェア開発を仕事としてはじめ、2000年ごろからWEBエンジニアの仕事にも従事。 作れるもの:Webシステム、スマホアプリ |

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