jQueryでHTMLの要素を削除する方法を現役デザイナーが解説【初心者向け】

jQueryでHTMLの要素を削除する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそも、HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Webデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。

 

 

HTMLの特定の要素を削除するには

removeメソッドを使うことで、jQueryで指定した要素を丸ごと削除することができます。しかし、これはHTMLコードごと削除してしまうので、復元ができません。

一方、hideメソッドを使うと画面上の見た目だけ消去することができ、後で復元もできます。

 

削除した要素を戻す方法

hideメソッドを使って画面上の見た目を削除した（隠した）場合、showメソッドを使うことで画面上に要素を復元することができます。

 

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様々な使い方を学ぼう

実際に、サンプルプログラムでhide()とshow()を試してみましょう。

サンプルプログラムの仕組み

1. 初期表示時に、divエリアにメッセージが表示されています
2. 2つのボタンがあります
3. 「隠れる」ボタンを押すとdivエリアが画面上から消えます
4. 「解説する」ボタンを押すとdivエリアが元に戻ります。

画面イメージはこのようになります。

 

この画面を表示させるためのHTMLコードは以下の通りです。

HTML

<button type="button" id="explain">解説する</button>
<button type="button" id="noExp">隠れる</button>
<div id="expArea">
  <p>jQueryのhide()とshow()はとても便利です。</p>
</div>

 

hide()実行後は、画面上で非表示になるHTMLタグのstyle属性に

display: none; が付与される仕組みです。

実際にボタン押下時にhide()とshow()を実行させるためのJavascriptコードは以下の通りです。

Javascript

$(function(){
  // ボタンクリック時の動作（「解説する」）
  $("#explain").on("click", function() {
    // ボタンを押すと、divエリアをshow()する
    $("#expArea").show() ;
  });
  // ボタンクリック時の動作（「隠れる」）
  $("#noExp").on("click", function() {
    // ボタンを押すと、divエリアをhide()する
    $("#expArea").hide() ;
  });
});

 

様々な使い方

hide()やshow()の実行時に、アニメーション効果を付与することができます。サンプルを紹介しますので、試してみましょう。

１．表示（非表示からの復元）をスローにする

  $("#expArea").show( "slow" ) ;

２．画面からフェードアウトさせる

  // hide()のかわりにfadeOut()を使う
  $("#expArea").fadeOut() ;

 

まとめ

画面から要素を非表示にしたり、復元するにはhideメソッドやshowメソッドを使うと便利です。アニメーション効果も付与できるので、ぜひ試してみましょう！

 

監修してくれたメンター

寺谷文宏 WEBアプリケーションエンジニアとして数多くのプロジェクトを経験し、フロントエンドからサーバーサイドまで総合的な開発を得意としています。 TechAchademyではフロントエンド、Javaコースを担当。

 

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