JavaScriptの例外処理まとめを現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptの例外処理まとめについて現役エンジニアが解説しています。例外処理とは、想定外の事態に対処する処理のことで、例外エラーによって処理を分けることが出来ます。例外処理はtry、catch、finallyなどの構文を使います。例外をキャッチした場合にはcatchの処理が実行されます。
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JavaScriptの例外処理まとめについて、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使って初心者向けに解説します。
JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

今回は、JavaScriptに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

JavaScriptの例外処理まとめについて詳しく説明していくね!

お願いします!
例外処理とは
例外処理とは、想定外の事態に対処する処理のことで、プログラムの世界で言うと、エラーが起きたときの処理と考えれば良いです。
try…catch文の使い方
try…catch文を使うには、まず、エラーが起きる可能性があるコードをtry節で囲います。
次に、catch節でエラーが起きたときの処理を記述します。
try { console.log(a) // a is not definedが起きる } catch(e) { console.error(e) } console.log(1)
try…catch文によりエラーで中断されずにコンソールに1を出力できます。
try…catch…finally文の使い方
try…catch…finally文の使い方は、try…catch文にfinally節を加えるだけです。
connection.get() try { executeSQL() } catch(e) { console.error(e) } finally { connection.close() }
errorオブジェクトとは
errorオブジェクトとは、エラーが発生した時に投げられるもので、その名の通りcatch節で捕まえることができます。
コンソールに出力することでエラーの内容を確認できます。
catch(e) { console.error(e) }
この記述がまさにcatch節で捕まえてコンソールに出力する処理です。
引数のeがerrorオブジェクトだったのです。
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throw new Error文の使い方
特定の条件では、あえて処理を終了させたい場面があります。そのようなときはthrow new Errorの出番です。
下記は、変数objが初期化されていないときは処理を終了するようにしたコードです。
const b = false let obj try { if (b) { obj = { a: 1 } } else { throw new Error('変数objは初期化されていません。') } console.log(obj.a) } catch (e) { console.error(e) }
これで、変数bがfalseのときは処理が終了することにより、その後のconsole.log(obj.a)は実行されません。
筆者プロフィール
メンター久保田さん
Webシステム開発が中心のシステムエンジニア。 HTML、CSS、JavaScript(React、Vue.js)、PHP、Javaが守備範囲。最初に選ぶポケモンは炎タイプ。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

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