JavaScriptでreplaceメソッドを使って指定した文字列を削除する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaScriptでreplaceメソッドを使って指定した文字列を削除する方法について現役エンジニアが解説しています。replaceメソッドとは文字列の特定部分を置き換えることが出来るメソッドです。引数には文字列を指定して、置き換え対象と置き換え文字列を指定します。
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監修してくれたメンター
nakamoto
JavaScriptでreplaceメソッドを使って指定した文字列を削除する方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
JavaScriptでreplaceメソッドを使うと、文字の置き換えが可能です。
実務でも、JavaScriptでreplaceメソッドを使って文章の一括修正を行うので、ぜひ学習してみてください。
目次
そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、JavaScriptに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
JavaScriptでreplaceメソッドを使って指定した文字列を削除する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
replaceメソッドとは
replaceメソッドは文字列の特定部分を置き換えることができるメソッドです。
たとえば、文章の中の特定の名前などを別の名前に置き換えることができます。
replaceメソッドの使い方
replaceメソッドでは置き換え対象の文字列を、文字列または正規表現によって指定できます。
サンプルコード
let str = "田中さんは、今日も元気です。";
let ret = str.replace("田中", "小林");
console.log(ret);実行結果
解説
let str = “田中さんは、今日も元気です。”;では、変数strに「田中さんは、今日も元気です。」という文字列を代入しています。
let ret = str.replace(“田中”, “小林”);では、変数strの中の「田中」という文字列を「小林」にreplaceで置き換えて、変数retに代入しています。
console.log(ret);では、変数retを表示しています。
表示結果は、「小林さんは、今日も元気です。」になります。
正規表現とは
正規表現とは、文字や記号を使って文字列の中の特定部分を指定する表現方法です。
正規表現を使うと、行頭、行末、数値のみを指定したり特定の文字コードを指定したり、様々な方法で文字列を表現できます。
サンプルコード
let str = "先月のテストの点数は50点でした。先々月のテストの点数は60点でした。";
let ret = str.replace(/[0-9][0-9]/g, "100");
console.log(ret);実行結果
解説
let str = “先月のテストの点数は50点でした。先々月のテストの点数は60点でした。”;では、変数strに「先月のテストの点数は50点でした。先々月のテストの点数は60点でした。」という文字列を代入しています。
let ret = str.replace(/[0-9][0-9]/g, “100”);では、変数strを、replace関数で数値の部分を100に置き換えています。
/[0-9][0-9]/gで指定した部分が正規表現です。
具体的には、/で囲まれた部分が正規表現の指定です。
[0-9]では、0から9までの数字を指定しています。
[0-9]が2つあるので、2桁の数値に対応しています。
gを指定すると、置き換えたい文字列が複数存在しても、すべて置き換えるという指定です。
今回は50と60を100に置き換えています。
console.log(ret);では、変数retを表示して「先月のテストの点数は100点でした。先々月のテストの点数は100点でした。」と表示しています。
指定した文字列を削除する方法
指定した文字列を削除するためには、replaceメソッドの第1引数に削除したい文字を指定し、第2引数に空文字を指定すれば良いです。
サンプルコード
let str = "田中さんは、今日も元気です。";
let ret = str.replace("今日も", "");
console.log(ret);実行結果
解説
let str = “田中さんは、今日も元気です。”;では、変数strに「田中さんは、今日も元気です。」と代入しています。
let ret = str.replace(“今日も”, “”);では、変数retから、replaceで「今日も」という文字列を、「」という何も指定しない空文字に置き換えています。
console.log(ret);では、変数retを表示しています。
表示結果は「田中さんは、元気です。」になります。
実際に書いてみよう
以下の例では、replaceメソッドと正規表現を使って文章の中から特定の文字列を削除しています。
今回は文字列中の先頭行にある数値を削除してみましょう。
サンプルコード
let str = "1.あいうえおかきくけこ";
let ret = str.replace(/^../g, "");
console.log(ret);実行結果
解説
let str = “1.あいうえおかきくけこ”;では、変数strに「1.あいうえおかきくけこ」を代入しています。
let ret = str.replace(/^../g, “”);では、変数strの行頭の2文字を、空文字「」に置き換えています。
/^../gは正規表現です。
具体的には、/で囲まれた部分が正規表現の指定です。
^は行頭を意味します。
..は任意の2文字を意味します。
gを指定すると、置き換えたい文字列が複数存在しても、すべて置き換えるという指定です。
console.log(ret);では、変数retを表示しています。
今回は「あいうえおかきくけこ」と表示されました。
まとめ
今回のreplaceメソッドによる指定した文字列の削除方法はいかがでしたでしょうか。
replaceメソッド及び正規表現を使いこなせるようになると、様々な場面で自在に文字列を操作できるので、ぜひいろいろ試してみてください。
内容が分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
JavaScriptを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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