PHPで配列の空要素を削除する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPで配列の空要素を削除する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

array_filter()とは

array_filter関数とは、配列のフィルタリングを行うことができる関数です。

フィルタリングとは、あるリストに対して特定の条件の結果に一致するもののみを取得する手法のことです。

PHPにも配列要素を特定の条件で絞り込むための関数として、array_filter関数が存在します。

 

null値を削除する

PHPの配列から null値を削除する方法としてarray_filter関数を使った方法をみていきましょう。

記述方法は以下のように記述します。

フィルタリング後配列 = array_filter(フィルタリング前配列, 関数名);
 
function 関数名(引数) {
  return !is_null(引数);
}

array_filterの第2引数にnull判定する関数を作成して設定することでnullのみ取り除くことが可能です。

 

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空の要素を削除する

PHPの配列から 空の要素を削除する方法としてarray_filter関数を使った方法をみていきましょう。

記述方法は以下のように記述します。

フィルタリング後配列 = array_filter(フィルタリング前配列, 関数名);
 
function 関数名(引数) {
  return !is_string(引数) || strlen(引数);
}

array_filterの第2引数に空の要素を判定する関数を作成して、設定することで空の要素のみ取り除くことが可能です。

 

falseと空の要素を削除する方法

PHPの配列から 空の要素を削除する方法としてarray_filter関数を使った方法をみていきましょう。

記述方法は以下のように記述します。

フィルタリング後配列 = array_filter(フィルタリング前配列, 関数名);

function 関数名(引数) {
  return !($val === "" || $val === false);
}

array_filterの第2引数にfalseと空の要素を判定する関数を作成して、設定することで空の要素のみ取り除くことが可能です。

以下、参考にサンプルソースを記述していきましょう。

<?php

$ary1 = array("apple", "orange", "", null, false, 0);
 
$ary2 = array_filter($ary1, 'myFilter');
var_dump($ary2);
 
function myFilter($val) {
  return !($val === "" || $val === false);
}
?>

 

実行結果

この記事ではPHPで配列の空要素を削除する方法について解説しました。

 

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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