Pythonでの空ファイル作成方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでの空ファイル作成方法について現役エンジニアが解説しています。空のファイルを作成するにはtouch関数を利用する方法とopen関数を利用する方法があります。touchは空のファイルを作成する関数で、open関数はファイルを書き込みモードで作成します。
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Pythonでの空ファイル作成方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonでの空ファイル作成方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
この記事ではPythonでの空ファイル作成方法を解説します。
touch関数を利用した空ファイル作成方法
touch関数はPathオブジェクトの関数で、与えられたパスに空のファイルを作成する関数です。touch関数を利用して空ファイルを作成するには以下の形式で記述します。
import pathlib 変数 = pathlib.Path(空ファイルを作成したいパス) 変数.touch()
open関数を利用した空ファイル作成方法
open関数はPathオブジェクトの関数で、指定したファイルを開くことができます。open関数の引数に「mode=”w”」を設定すると書き込みモードで開くことができ、存在しないファイルに対して行うと新規作成することができます。
open関数を利用して空ファイルを作成するには以下の形式で記述します。
import pathlib p_new = pathlib.Path(空ファイルを作成したいパス) with p_new.open(mode='w') as f: f.write('')
書き込みに際して何も書き込まなければ空ファイルが作成されます。
実際に書いてみよう
では実際にtouch関数とopen関数を使って空ファイルを作成してみましょう
プログラムソースコード
import pathlib import os file01 = pathlib.Path('C:/sample01/test01.txt') print(file01.exists()) # False file01.touch() print(file01.exists()) # True print(os.path.getsize('C:/sample01/test01.txt')) # 0 file02 = pathlib.Path('C:/sample01/test02.txt') print(file02.exists()) # False with file02.open(mode='w') as f: f.write('') print(file02.exists()) # True print(os.path.getsize('C:/sample01/test02.txt')) # 0
実行結果
False True 0 False True 0
exists関数を使うことでファイルの存在を確認することができます。またos.path.getsize関数を使うことでファイルのサイズを確認できます。今回の実施したファイルは新規作成で空のファイルが作成されている結果となりました。
まとめ
この記事ではtouch関数やopen関数を使って空のファイルを作成する方法について解説しました。
監修してくれたメンター
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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