KotlinでDatePickerによる日付入力機能の実装方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにKotlinでDatePickerによる日付入力機能の実装方法について現役エンジニアが解説しています。DatePickerとは日付を選択するUI部品です。日付が選択された場合の処理はイベントリスナーのOnDateSetListenerに書きます。DatePickerDialogの使い方について解説します。
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KotlinでDatePickerによる日付入力機能の実装方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
初心者向けにKotlinの入門向けサイトをまとめた記事もありますので読んでみてください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Androidアプリ開発講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Androidアプリ開発に関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
KotlinでDatePickerによる日付入力機能の実装方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
DatePickerとは
DatePicker とは日付を選択するUI部品です。DatePickerDialog と呼ばれる画面を起動して日付を選択することができます。
DatePickerDialogの主要メソッド
DatePickerDialogの主要メソッドとして、日付が選択されたイベントリスナーであるOnDateSetListenerがあります。
OnDateSetListener の書式は以下のとおりです。
OnDateSetListener() {view, year, month, dayOfMonth -> // 日付を選択した際の処理を記述 }
引数はそれぞれ以下のとおりです。
- view:DatePickerDialog 自体を表します
- year:選択された年(西暦)を表します
- month:選択された月-1の値を表します
- dayOfMonth:選択された日を表します
DatePickerDialogを実装してみよう
今回のサンプルプログラムではDatePickerDialogの基本的な使い方を確認します。プロジェクトを「Empty Activity」で新規作成し、ソースコードをそれぞれ以下のように変更します。
activity_main.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" xmlns:app="http://schemas.android.com/apk/res-auto" xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools" android:layout_width="match_parent" android:layout_height="match_parent" tools:context=".MainActivity"> <Button android:id="@+id/button" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="48dp" android:layout_marginTop="24dp" android:text="DatePicker起動" app:layout_constraintLeft_toLeftOf="parent" app:layout_constraintRight_toRightOf="parent" app:layout_constraintTop_toTopOf="parent" /> <TextView android:id="@+id/textView" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" android:layout_marginTop="24dp" app:layout_constraintLeft_toLeftOf="parent" app:layout_constraintRight_toRightOf="parent" app:layout_constraintTop_toBottomOf="@id/button" /> </androidx.constraintlayout.widget.ConstraintLayout>
MainActivity
パッケージ名はご自身の環境に合わせてください。
package com.example.datepicker import android.app.DatePickerDialog import androidx.appcompat.app.AppCompatActivity import android.os.Bundle import kotlinx.android.synthetic.main.activity_main.* class MainActivity : AppCompatActivity() { override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) { super.onCreate(savedInstanceState) setContentView(R.layout.activity_main) button.setOnClickListener { showDatePicker() } } private fun showDatePicker() { val datePickerDialog = DatePickerDialog( this, DatePickerDialog.OnDateSetListener() {view, year, month, dayOfMonth-> textView.text = "選択した日付は「${year}/${month + 1}/${dayOfMonth}」です" }, 2020, 3, 1) datePickerDialog.show() } }
実行結果は以下のとおりです。
まとめ
今回の記事ではDatePickerによる日付入力機能の実装方法を学習しました。
監修してくれたメンター
太田和樹(おおたかずき)
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア。 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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