Kotlinで文字列連結する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにKotlinで文字列連結する方法について現役エンジニアが解説しています。Kotlinで文字列連結する方法には、Javaと同じ+演算子、JavaScriptのテンプレートリテラル記法、Kotlin独自の省略記号などを使う書き方があります。Kotlinで文字列を連結させる方法や書き方を解説します。
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Kotlinで文字列連結する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
初心者向けにKotlinの入門向けサイトをまとめた記事もありますので読んでみてください。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Androidアプリ開発講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Androidアプリ開発に関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Kotlinで文字列連結する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
Kotlinの文字列連結方法
Kotlinでは、Javaと同じ「+」を使った文字列連結はもちろん、JavaScriptにおけるテンプレートリテラル記法、Kotlin独自の省略記法など、柔軟な文字列連結が可能です。
実際に書いてみよう
今回は、テンプレートリテラル記法を使った3パターンの文字列連結方法で、実際に動作するコードをご紹介します。
Kotlin
// 1.${name} を使う val name = "ことりん" val message = "こんにちは!${name}です!" // テンプレートリテラル記法 println( message ) // こんにちは!ことりんです! // 2.$name を使う val message2 = "こんにちは! $name です!" // 半角スペースで{}を省略可能 println( message2 ) // こんにちは! ことりん です! // 3.$name を複数個、そのまま連結して使う val msg1 = "東京都" val msg2 = "港区" val msg3 = "1-2-3" println( "$msg1$msg2$msg3" ) // $をつけてそのまま連結可能
実行結果
こんにちは!ことりんです! こんにちは! ことりん です! 東京都港区1-2-3
2の記法では、挿入文字列の前後に半角スペースが入ることに気をつけてください。また、3の連結記法では、変数をダブルクォートで囲う必要があります。
Javaの書き方との違い
Javaプログラムでは、ダブルクォートで囲われたリテラル文字列の中に変数を使うことはできませんので、次のような書き方になります。
Java
"こんにちは!" + name + "です!"
Kotlinのテンプレート記法がとても便利であることがわかりますね。
まとめ
Kotlinではテンプレート記法が利用可能で、より簡単に、柔軟なコードを記述することができます。
監修してくれたメンター
寺谷文宏(てらたにふみひろ)
Webアプリケーションエンジニアとして数多くのプロジェクトを経験し、フロントエンドからサーバーサイドまで総合的な開発を得意としています。 TechAchademyではフロントエンド、Javaコースを担当。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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