Pythonでcase文に相当する処理を実装する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでcase文に相当する処理を実装する方法について現役エンジニアが解説しています。複数の条件分岐をまとめて書ける構文がcase文ですが、Pythonにはありません。Pythonではifとelseif、else文で代替えします。このような方法でcase文に相当する処理を実装する必要があります。
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Pythonでcase文に相当する処理を実装する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonでcase文に相当する処理を実装する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
case文とは
複数の条件分岐をまとめて書ける構文がcase文です。
例えばJavaScriptには以下のようなswitch – case構文が用意されています。
const expr = 'Papayas'; switch (expr) { case 'Oranges': console.log('Oranges are $0.59 a pound.'); break; case 'Mangoes': case 'Papayas': console.log('Mangoes and papayas are $2.79 a pound.'); // expected output: "Mangoes and papayas are $2.79 a pound." break; default: console.log('Sorry, we are out of ' + expr + '.'); }
MDN – switch より
しかしPythonにはcase文は用意されていません。これは「 if… elif… elif… else 」の繰り返しで記述できるためであると公式サイトに説明があります。
Pythonでcase文に相当する処理を実装する方法
公式サイトに説明があるように、Pythonでcase文に相当する処理を実装するにはif … elif … else構文を使用しましょう。
実際に書いてみよう
冒頭で紹介したcase文はPythonでは以下のように記述できます。
expr = 'Papayas' if expr == 'Oranges': print('Oranges are $0.59 a pound.') elif expr == 'Mangoes' or expr == 'Papayas': print('Mangoes and papayas are $2.79 a pound.') else: print('Sorry, we are out of ' + expr + '.')
実行結果は以下のとおりです。
Mangoes and papayas are $2.79 a pound.
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まとめ
今回の記事ではPythonでcase文に相当する処理を実装する方法を学習しました。
監修してくれたメンター
太田和樹(おおたかずき)
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア。 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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