JavaScriptでalertダイアログの文中に改行を入れる方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでalertダイアログの文中に改行を入れる方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

 

JavaScriptについてそもそもよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、JavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• alertダイアログとは
• alertダイアログを作成する方法
• 文中に改行を入れる方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

alertダイアログとは

alertダイアログとは小さなウィンドウ(ダイアログ)をポップアップして警告を表示する機能です。

ユーザー操作を必要としない警告で使用するよう推奨されています。またalertダイアログを表示すると、それを閉じるまで他の操作が行なえません。多用すると操作性を損ねるため、必要な場合に限って使用するようにしましょう。

alertダイアログについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

MDN – window.alert

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alertダイアログを作成する方法

alertダイアログを作成する方法は以下のとおりです。

window.alert(文章)

window を省略することもできます。

alert(文章)

 

文中に改行を入れる方法

文中に改行を入れるには「\n」を挿入します。このような文字を「制御文字」と呼びます。

制御文字はalertダイアログだけでなく全ての文字列で使用できます。「\n」の他に多く使用される制御文字としてはタブを表す「\t」などがあります。

制御文字について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

MDN – 字句文法

実際に書いてみよう

今回のサンプルプログラムでは、 alertダイアログの使い方を確認します。実行はChromeブラウザーのデベロッパーツールで行います。

まずは、以下のように入力してみましょう。

window.alert('こんにちは！JavaScriptの世界へようこそ！');

実行結果は以下のとおりです。ブラウザ上で小さなウィンドウ(ダイアログ)がポップアップし、引数で指定した文章が表示されていることが確認できます。

次に文中に改行を指定してみましょう。

window.alert('こんにちは！\nJavaScriptの世界へようこそ！');

実行結果は以下のとおりです。「\n」を挿入した部分で改行されていることが確認できます。

まとめ

今回の記事ではJavaScriptでalertダイアログの文中に改行を入れる方法を学習しました。

筆者プロフィール

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

 

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