Androidアプリ開発でSwitch(トグルスイッチ)を追加する方法【初心者向け】
Androidアプリ開発でGUIコンポーネントの【Switch(トグルスイッチ)】を追加する方法を初心者向けに解説した記事です。Switchを使うと、オンとオフの2通りの状態を簡単に入力できるようになります。
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Androidアプリ開発では、アプリのパーツを簡単に追加できるGUIコンポーネントが数多く用意されています。
今回はそのなかの1つである、Switch(トグルスイッチ)を追加する方法と基本的な使い方をご紹介します。
本記事はTechAcademyのAndroidアプリ開発オンラインブートキャンプの内容をもとに解説しています。
田島メンター!!Androidアプリの設定画面でオンオフで設定をしたい部分があるんですけど、何かいい方法ってないですか?ラジオボタンだと実装できるかとは思うんですけど・・・。
Android4.0からSwitchが導入されたから、それを使えばできるよ♪
え、どうやって使うんですか〜?
Switchとは
Switch(トグルスイッチ)は、Android4.0から使えるようになったGUIコンポーネントで、オンとオフの2通りの状態を入力するときに使用します。
オンとオフの入力についてはToggleButton(トグルボタン)やCheckBox(チェックボックス)が使われていましたが、Switchはより状態がわかりやすく変更されています。
Switchを配置する
Switchはレイアウトエディタのパレットの「フォーム・ウィジェット」から配置できます。
パレット内のSwitchを、配置したい場所までドラッグしましょう。
これでSwitchの配置ができました。
アプリを起動すると図のように画面にSwitchが表示されます。Switchをタップすると、ONとOFFの切り替えができます。
Switchをカスタマイズする
プロパティを変更してSwitchをカスタマイズしてみましょう。下記のようなプロパティがあります。
- Text:ラベルの文字を変更できます
- Text On:スイッチがOnのときのテキストを指定
- Text Off:スイッチがOffのときのテキストを指定
- showText:trueに変更すると、テキストを表示する
- Checked:trueに変更すると、スイッチがOnの状態で表示される
xmlファイルを確認すると、次のようなコードが追加されています。
<Switch android:id="@+id/switch1" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" android:layout_marginLeft="59dp" android:layout_marginStart="59dp" android:layout_marginTop="51dp" android:checked="true" android:showText="true" android:text="バックライト" android:textOff="消灯" android:textOn="点灯" tools:text="バックライト" android:layout_alignParentTop="true" android:layout_alignParentLeft="true" android:layout_alignParentStart="true" />
アプリを起動すると図のようにカスタマイズされたSwitchが画面に表示されます。
今回の記事は以上です。
他のGUIコンポーネントを使ってみたい場合は、Androidアプリ開発でRatingBarを追加する方法も合わせてご覧ください。
Switchとてもいいですね♪
単純にオンオフだけじゃなくて文字も変えられるから、設定画面だと重宝しそうだね。
そうですね〜♪
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