JavaScriptでbreak文を使ってwhileループを終了する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでbreak文を使ってwhileループを終了する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• break文とは
• break文を使ってwhileループを終了する方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

break文とは

break 文とは、繰り返し処理や switch 文、ラベル付ブロックを中断して次のプログラムに制御を移す構文です。break 文について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。

MDN – break

関連記事：JavaScriptのbreak文の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

 

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break文を使ってwhileループを終了する方法

break 文を使って while ループを終了する場合、if文と組み合わせることが一般的です。

while (true) {
  if(条件) {
    break;
  }
}

なお、上記で記述している「while (true)」は break しない限り永遠に繰り返し処理を継続します。このような繰り返し処理を「永久ループ」と呼びます。

あえて永久ループを使用する場合もありますが、意図せずに負荷がかかる処理を永久ループで行ってしまうとプログラムが応答しなくなってしまう場合があります。意図しない永久ループが発生しないよう、break 文の条件を適切に設定するなど、気をつけるようにしましょう。

 

実際に書いてみよう

今回のサンプルプログラムでは break 文を使って while ループを終了する方法について確認します。実行はChromeブラウザーのデベロッパーツールで行いましょう。

let j = 0;
while (true) {
  console.log(j);
  if (j > 7) {
    break;
  }
  j++;
}

実行結果は以下のとおりです。

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同様の処理を for 構文を使って行うには以下のように記述します。

for (let i = 0; i < 10; i++) {
  console.log(i);
  if (i > 7) {
    break;
  }
}

実行結果は先ほどと同様です。while と for の使い分けですが、 while 構文は繰り返し回数が決まっていない場合、for 構文は繰り返し回数が決まっている場合に使用することが多いでしょう。

 

まとめ

今回の記事では JavaScript で break 文を使って while ループを終了する方法を学習しました。

 

監修してくれたメンター

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

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