Pythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方について現役エンジニアが解説しています。プログラム上で何もしない場合はpass文を使う方法があります。関数や条件分岐で何もしないことを表すpass文の書き方や使い方について解説します。
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監修してくれたメンター
nakamoto
Pythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Pythonの関数や条件分岐で何もしない処理をご理解いただくと、あえて何も処理させないことが可能です。
実務でも、Pythonの関数や条件分岐で何もさせないことで、不要な処理を飛ばしますので、ぜひ学習してみてください。
目次
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Pythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方について紹介します。
何もしない処理の書き方
プログラム上で何もしない処理を実行するにはpass文を使用します。
pass
pass文の使い方
ここではpass文の基本的な使い方を解説します。
pass文は、主に条件分岐や関数内で使用されます。
関数内で使用する場合のコード
def 関数名():
pass
関数内で使用する場合の解説
関数名という名称で関数を宣言しています。
関数名という関数を実行した場合、passという処理がされるため、結果的に何も実行されません。
条件分岐の場合のコード
if 条件式:
pass
else
条件式がfalseの場合
条件分岐の場合の解説
if文の条件に合致する場合、passの処理が実行されます。
結果的に何も実行されません。
実際に使ってみよう
それではPythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方について、サンプルコードを参考に実際にコードを書いてみましょう。
関数で何もしない場合
ここでは関数で何もしない場合のコードの書き方について、サンプルコードを例に紹介します。
サンプルコード
def sample():
pass
print('処理開始')
sample()
print('処理終了')
実行結果
解説
def sample():では、sample関数を宣言しています。
passでは、sample関数を実行した時pass文で何もしない処理をしています。
print(‘処理開始’)では、処理開始と表示しています。
sample()では、sample関数を実行しています。
print(‘処理終了’)では、処理終了と表示しています。
今回の実行結果で、sample関数では処理をpassしたので、なにも表示されません。
実行結果には、print処理で用意した処理開始と処理終了だけが表示されます。
条件分岐で何もしない場合
ここでは条件分岐で何もしない場合のコードの書き方について、サンプルコードを例に紹介します。
サンプルコード
data = 0
print('処理開始')
if data === 1:
print('一致')
else:
pass
print('処理終了')
実行結果
解説
data = 0では、変数dataに0を代入しています。
print(‘処理開始’)では、処理開始と表示しています。
if data === 1:では、dataが1と同じかを検証しています。
print(‘一致’)では、dataが1と同じ場合に「一致」と表示されます。
else:では、dataが1と違う場合の条件を指定しています。
passでは、dataが1と違う場合、処理をしないようにしています。
print(‘処理終了’)では、処理終了と表示しています。
今回の実行結果で、処理をpassしたので、なにも表示されません。
実行結果には、print処理で用意した、処理開始と処理終了だけが表示されます。
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まとめ
今回は、Pythonの関数や条件分岐で何もしない場合の書き方について紹介しました。
pass文を利用することで、Pythonの関数や条件分岐で何もしない処理が可能になりました。
条件分岐についてはPythonでif文を使う方法について参考にしてみてください。
内容が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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