Pythonでキーボードから入力した数値を取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでキーボードから入力した数値を取得する方法について現役エンジニアが解説しています。キーボードの入力を取得するには、input関数を使います。数値かどうかを判定するにはisdecimalメソッドを使います。Pythonでキーボードから入力された値を取得する方法を解説します。
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監修してくれたメンター
nakamoto
Pythonでキーボードから入力した数値を取得する方法について、テックアカデミーのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Pythonでキーボードから入力した値を取得することで、入力値の解析処理が可能になります。
実務でも、ユーザーが入力した値を利用した機械学習Webサービスを実装するので、ぜひ学習してみてください。
目次
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Pythonに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
Pythonでキーボードから入力した数値を取得する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
この記事では、Pythonにおいて、キーボードからの数値入力を受け取る方法について解説します。
キーボードから入力した値を取得する方法
まずはじめに、キーボードから入力した値を取得するためのinput関数について説明します。
input関数は、プログラムの実行中にキーボードからの入力を取得するための関数です。
次のように実装することで、プログラムの好きな位置でキーボード入力を取得できます。
変数 = input()
また、入力を促すために、入力してほしい旨を次のように記載してみましょう。
変数 = input('入力してください>>>')
実行結果は次のように表示されます。
このように、引数に文字列を渡しておくと、プログラムの実行中のどのタイミングで入力を行えばいいかがわかるようになっています。
入力値が数値かどうかを判定する方法
次に、input関数を使って受け取った値が数値であるかどうかを判定する方法について解説します。
input関数で受け取った数字は、文字列として処理されるので、受け取った値の変数型を確認するだけではいけません。
この場合は、文字列変数がすべて数字であるか確認するためのisdecimalメソッドを使います。
str型変数.isdecimal()
すると、str型変数が数字である場合にはtrueが出力されます。
入力された値が数値であるかどうか判定した上で処理を行うためには、次のようにしてif文を使って記述すると良いでしょう。
if str型変数.isdecimal():
処理内容
if文を利用することで、受け取った値が整数値である場合にのみ処理を行うようにプログラムを組むことができます。
if文の処理内容として、次のようにすると、文字列で受け取った値をint型の整数値に変換できます。
if str型変数.isdecimal():
int型変数 = int(str型変数)条件分岐を覚える！Pythonでif文を使う方法を現役エンジニアが解説も参考にしてみてください。
実際に書いてみよう
それでは、isdecimalを使って、Pythonにおけるキーボード入力された数値の取得方法を確認してみましょう。
今回のサンプルプログラムでは、「入力値が整数である場合は表示し、そうでない場合は再度入力を促す」という処理を行います。
プログラムコードは以下の通りです。
サンプルプログラム
while(1):
number = input('数値を入力>>>')
if number.isdecimal():
number = int(number)
print(number)
break解説
「入力が数値でない場合には再度入力を促す」処理を実現するために、while文を使って、数値を受け取った場合のみbreakするという処理を行うようにしています。
そのため、実行後は数値の入力がされるまで、数値を入力>>>という表示が繰り返されます。
数値を入力すると、数値がそのまま表示され、処理が終了します。
まとめ
この記事では、Pythonを使って、キーボードからの数値入力を受け取って処理を行う方法について解説しました。
inputメソッドを利用すると、ユーザーからの入力値を取得することができました。
キーボード入力を受け取ることでプログラムの幅が広がるので、ぜひ覚えておいてください。
内容が分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
分かりました。ありがとうございます！
Pythonを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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