JavaのStringクラスのlength関数について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにJavaのStringクラスのlength関数について解説しています。length関数は文字列の長さを取得する際に使用されます。length関数の書き方と実行結果の見かたを覚えましょう。
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JavaのStringクラスのlength関数について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Stringクラスのlength関数について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
Stringクラスとは
まずは、Stringクラスについて簡単に説明します。
StringクラスというのはJavaで文字列を扱うためのデータ型です。同じように文字を扱うデータ型としては、char型がありますが、char型では1文字しか保持することができません。char型配列で文字列として扱うこともできなくはありませんが、処理が複雑になってしまうことが多いです。
それに対して、String型では、文字列の処理に関する便利なメソッドが用意されているので、コードをシンプルに記述できたり、可読性が向上したり、と数多くの利点があります。
length関数とは
length関数はStringクラスのメソッドです。「length」という英単語の日本語訳は「長さ」であり関数の名前通り、length関数を使うことで、String型の保持する「文字列の長さ」すなわち「文字数」を取得することができます。
length関数の使い方
length関数は
String型.length();
とすることで、String型の長さを取得することができます。文字列の長さはfor文などで使うことがよくあります。
具体的には、
for (int i = 1; i < String型.length(); i++) {//[4] 処理内容 }
とすることで、文字列の長さだけ処理を繰り返す形で使われることがあります。
実際に書いてみよう
それでは、実際に処理を記述して、length関数を使ってみましょう。サンプルプログラムでは、適当な文字列を用意して、その長さ分文字列を表示しています。
class StringLenSample{ public static void main(String args[]){ //String型を使って文字列を用意 String str = "こんにちは"; //文字列の長さを表示 System.out.println(str.length()); //for文とlength関数で文字列の長さの数だけ 文字列を表示 for(int i=0; i<str.length();i++){ System.out.println(str); } } }
このコードを実行すると、
5 こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは こんにちは
と表示されて、ちゃんと意図通りの処理を行なうことができました。
まとめ
この記事では、JavaのString型クラスのlength関数について解説しました。String型には他にも便利なメソッドがたくさんあるので、文字列を扱うときにはString型を使うと良いでしょう。
監修してくれたメンター
メンターOS
AIプログラミングを使って開発を行う。プログラミング歴は約3年。Pythonは割と好きな方。JavaもAndroid開発で触れていたりする。 大学では物理学を勉強中。好きな物理理論は一般相対性理論らしい。 意外と動物が好きだったり、、、。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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