Pythonのアットマーク演算子の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのアットマーク演算子の使い方について現役エンジニアが解説しています。アットマーク演算子とは@(アットマーク)がついた演算子で、デコレーターを表します。既存の関数などを機能を追加したり編集することができます。デコレーターの書き方や使い方について解説します。
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Pythonのアットマーク演算子の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonのアットマーク演算子の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
目次
アットマーク演算子とは
関数定義の先頭にアットマーク演算子@が、ついていることがあると思います。
これはデコレータと呼ばれ、既存の編集できない関数に「機能を追加」する機能を持ちます。
一般的な使用シーンとしては、ライブラリの関数に機能を追加したいシーンが挙げられます。
また、自身でクラスメソッドやスタティックメソッドを定義する際には、@classmethodや@staticmethodと記述することもPythonでは一般的です。
アットマーク演算子の使い方
デコレータは以下の様に記述します。
@デコレータ名 def デコレートされる関数名: ・・・
デコレータは、関数を修飾するwrapperとも考えられます。
実際に書いてみよう
それでは実際に、デコレータを使ったコードを書いてみましょう。
今回はI am here
という文字列を返すget_message関数を作成し、デコレータで機能を追加してみましょう。
追加する機能としては、シンプルにget_message関数の返す文字列I am here
を[]
で囲ってみましょう。
サンプルコード
# デコレータ
def bird(func):
def wrap(*args, **kwargs):
rslt = func(*args, **kwargs)
rslt = '[' + rslt + ']' #文字列をカッコで囲う
return rslt
return wrap
# デコレートされる関数
@bird
def get_message():
return 'I am here'
get_message() #関数を実行し機能の追加を確認
実行結果
[I am here]
まとめ
この記事では、アットマーク演算子・デコレータを使って、関数に機能を追加する方法を紹介しました。
使う場所は局所的かもしれませんが、知ってて損はない機能だと思います。
「既存の編集不可能な関数やクラスに機能を追加する機能」とざっくり覚えておきましょう。
監修してくれたメンター
坂下雄一(さかしたゆういち)
フリーランスのエンジニア、飲食業経営。 飲食店経営:ラオスはルアンパバーン、フィリピンのセブで寿司屋、ラーメン屋を経営。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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