PHPのarray_keysで配列のキーを取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPのarray_keysで配列のキーを取得する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

目次

• array_keysとは
• array_keysで配列のキーを取得する方法
• 実際に書いてみよう

 

array_keysとは

引数に指定した配列のキーを、配列で返す関数です。
 

[PR] PHPプログラミングで挫折しない学習方法を動画で公開中

array_keysで配列のキーを取得する方法

array_keys()には第三引数まで設定することができます。
 

第一引数

キーを取得したい配列を指定します。
 

第二引数

指定した値を持つキーを返すようになります。

複数の値を指定したい場合は、配列で渡すことで指定できます。デフォルト値は空のarray()が入っており、全てのキーを返すようになっているため、未指定でも問題ありません。

注意点としまして、第一引数が多次元配列の場合は指定できません。
 

第三引数

第二引数を指定し、検索する際に厳密等価演算子（===）で指定するかどうかをbool型で指定できます。

デフォルトがfalseになっているため、未指定の場合は等価演算子（==）で検索されます。
 

実際に書いてみよう

以下の$fromAreas配列に対してarray_keys関数を使ってみましょう。

$fromAreas = array(
    "Yamada" => "Fukuoka",
    "Tanaka" => "Tokyo",
    "Murata" => "Fukuoka",
    "Kimura" => "Osaka"
);

※以下は確認のためブラウザに出力を想定したサンプルコードになります。

echo '<pre>';
var_dump();
echo '</pre>';

 

全てのキーを取得する

// array_keys($fromAreas)
echo '<pre>';
var_dump(array_keys($fromAreas));
echo '</pre>';

 

実行結果

array(4) {
  [0]=>
  string(6) "Yamada"
  [1]=>
  string(6) "Tanaka"
  [2]=>
  string(6) "Murata"
  [3]=>
  string(6) "Kimura"
}

$fromAreasのキーを全て取得できました。
 

指定した値を持つキーを取得する

値に”Fukuoka”を持つキーを取得してみましょう。

// array_keys($fromAreas, "Fukuoka")
echo '<pre>';
var_dump(array_keys($fromAreas, "Fukuoka"));
echo '</pre>';

 

実行結果

array(2) {
  [0]=>
  string(6) "Yamada"
  [1]=>
  string(6) "Murata"
}

値に”Fukuoka”を持つキーを取得できました。
 

筆者プロフィール

土田隼平（つちだしゅんぺい) フリーのWebエンジニアです。 最近までは求人サービスや画像共有システム、ECサービスの開発・運用をやってました。 趣味はラジオ（特にオールナイトニッポンとJUNK）を聞くことや近所の散歩です。 今の最重要ミッションは「運動不足解消」です。

 

 

TechAcademyでは、初心者でも、PHPやフレームワークのLaravelを使ってWebアプリケーション開発を習得できる、オンラインブートキャンプを開催しています。

また、現役エンジニアから学べる無料体験も実施しているので、ぜひ参加してみてください。