JavaScriptでnpmを使ってrequestモジュールをインストールする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptでnpmを使ってrequestモジュールをインストールする方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• npmとは
• npmの使い方
• requestモジュールをインストールしてみよう
• まとめ

 

npmとは

Node Package Managerの略でNode.jsというサーバーサイドでも使われるJavaScript環境のパッケージを管理してくれるツールです。

Node.jsをインストールすると一緒にインストールされます。npmを使うことで、Node.jsのいろいろなパッケージの検索やインストールなどをすることができます。

 

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npmの使い方

npmというコマンドとして使います。Windowsの場合はコマンドプロンプト、Macの場合はターミナルのようなコマンドラインツールで下記のような形式で記述することでさまざまな処理がおこなえます。

npm 【コマンド】 【オプション】

具体的な記述の例を2つ紹介します。

npmのバージョンを確認する場合

npm --version

npmでgulpというパッケージをインストールする場合

npm install gulp

 

requestモジュールをインストールしてみよう

HTTPリクエストをおこなうrequestモジュールはメンテナンスと更新が終わり非推奨となっています。HTTPリクエストをおこなう場合は、代替えモジュールを下記のページで確認して使用してください。

requestモジュールのissuesページ

モジュールのインストールの流れは同じなので、今回はrequestモジュールをインストールする例を紹介します。

まずは下準備としてNode.jsのディレクトリを作成します。コマンドプロンプトやターミナルのようなコマンドラインツールで、Node.jsの環境を作りたいディレクトリに移動します。

そこで下記のコマンドを実行すると、package.jsonというパッケージの構成や依存関係を管理するファイルとnode_modulesというディレクトリが作成されます。

npm init

それではrequestモジュールをインストールします。下記のコマンドを実行してください。

npm install request

インストールしたパッケージ（モジュール）は、node_modulesのディレクトリに格納されます。これでインストールが完了しました。

この状態で、jsファイルで下記のようにrequireを使うことでモジュールを呼び出すことができます。

var request = require('request');

 

まとめ

今回はrequestモジュールのインストールをおこないました。他のモジュールをインストールする場合も、モジュール名が変わるだけで同じ流れで対応できます。

 

監修してくれたメンター

横山茂雄（よこやましげお） フリーエンジニアとして活動中。サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。

 

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