Pythonにおけるmap()とlambda式について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonにおけるmap()とlambda式について現役エンジニアが解説しています。map()とは、リストやタプルなどの配列に一括処理を行う関数です。lambda式とは無名関数のことで、defを使わずに関数をかくことができます。map()とlambda式を使ったプログラミングについて解説します。
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監修してくれたメンター
平野 勝靖
Pythonにおけるmap()とlambda式について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
目次
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonにおけるmap()とlambda式について詳しく説明していくね!
お願いします!
Pythonにおけるmap()とlambda式について解説している記事です。
map関数を使うと、シーケンス(リストやタプルなど)の要素すべてに一括で、何らかの処理を実行できます。
一度にたくさんのデータを処理する必要がある人は、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
組み込み関数map()とは
組み込み関数map()について解説します。
map()とは、シーケンス(リストやタプルなど)の要素すべてに一括で、何らかの処理を行わせる関数です。
何らかの処理は、組み込み関数や無名関数lambda式、def文によって定義した関数などを適用できます。
map()は以下のように記述されます。
map("関数", "シーケンス(リストやタプルなど)")
無名関数lambda式とは
無名関数lambda式について解説します。
def文によって関数定義をする必要がないのがlambda式です。
うまく使うとプログラムコードを簡潔に記述できます。
lambda式は以下のように記述します。
lambda "返り値": "演算式"
map()とlambda式の使い方
map()とlambda式の使い方について解説します。
lambda式を使ったmap関数は、以下のように記述します。
map( lambda "返り値": "演算式", "シーケンス(リストやタプルなど)")
map()とlambda式を利用してリスト要素を操作してみよう
それでは、実際にlambda式を使ったmap関数を作成してみましょう。
まず、比較のためにdef文で定義した関数を使って演算するmap関数を作成します。
list1 = [1, 2, 3, 4, 5] def func1(a): b = a + 1 return b list2 = map(func1, list1) print(list(list2))
続いて、上記と同じ演算をlambda式を使ったmap関数で実現してみましょう。
list1 = [1, 2, 3, 4, 5] list2 = map(lambda a: a + 1, list1) print(list(list2))
これらの実行結果は、どちらも以下の通りです。
[2, 3, 4, 5, 6]
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Pythonにおけるmap()とlambda式について理解できましたでしょうか。
map関数を使うとシーケンス(リストやタプルなど)の要素すべてに、一括で何らかの処理を行わせるシステムを開発できます。
正しく理解して活用しましょう。
内容が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Pythonを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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