JavaScriptの配列(array)に要素を追加(add)する方法について現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptの配列(array)に要素を追加(add)する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• arrayとは
• addとは
• 配列に要素を追加する記述方法
• 配列データに要素を追加してみよう
• まとめ

 

arrayとは

「配列」や「配置する」という意味合いの英単語です。

プログラムではデータをまとめて配列として扱うことがあり、多くの言語で配列を意味するarrayという名称のものが用意されています。

JavaScriptでは、データを複数まとめて扱うためのArrayという、配列を扱うオブジェクトがあります。

Arrayオブジェクトでは、配列の並び替えをおこなうメソッドや配列の数を取得するメソッドなど、配列の操作をするメソッドも持っています。
 

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addとは

「加える」や「結びつける」という意味合いの英単語です。プログラムで何かを加えるよう処理の名前には、add〜のような名称を付けることが多いです。

JavaScriptに標準で組み込まれている「add」メソッドの例を1つ紹介します。

HTMLの要素を取得した後に、下記のようにaddメソッドを使ってclass名を追加することができます。

【取得したHTML要素】.classList.add('【追加するclass名】');

 

配列に要素を追加する記述方法

配列に要素を追加するにはArrayオブジェクトが持つpushメソッドを使います。

配列または配列を格納した変数に.push()と記述して引数に追加するデータを1つまたは、複数まとめて渡すことができます。追加したデータは配列の後ろに追加されます。pushメソッドの戻り値は、要素を追加した配列の要素の数です。

例えば、3つの要素を持つ配列に3つ要素を追加した場合は、3+3=6となり、6が返されます。追加した後の要素の数が不要な場合は、戻り値を使わなくても構いません。
 

配列データに要素を追加してみよう

配列に要素を追加する例を2つ紹介します。

まずは、3つの数字をもつ配列に数字を1つ追加する例です。

let array = [1, 2, 3];
array.push(4);  //[1, 2, 3, 4]

渡す引数をいくらでも増やすことができます。下記の例は数字を3つ追加しています。

let array = [1, 2, 3];
array.push(4, 5, 6);  //[1, 2, 3, 4, 5, 6]

いづれも配列の末尾に引数の値が追加されています。また、引数が複数の場合は渡した順に追加されます。
 

まとめ

配列をあらわすArrayオブジェクトに要素を追加する方法を紹介しました。

配列を追加するメソッドの名称はaddではなくpushであることに注意してください。
 

筆者プロフィール

横山茂雄（よこやましげお） フリーエンジニアとして活動中。サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。

 

 

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