JavaScriptにおける演算子（<, %, =）について現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptにおける演算子（<, %, =）について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• 演算子とは
• 演算子（<, %, =）の使い方
• <, %, =を利用して数値の比較・計算をしてみよう
• まとめ

 

演算子とは

演算子とは、プログラム上で演算を行うための記号です。
JavaScriptには、四則演算を行う演算子やif文などで用いる条件比較の為の演算子、数値の大小を比較する演算子などさまざまなタイプの演算子があります。

最低限、以下の演算子は覚えておくと良いでしょう。

• 加算演算子：プラス(+)記号。左辺の値と右辺の値を足した値を返します。
• 減算演算子：マイナス(-)記号。左辺の値から右辺の値を引いた値を返します。
• 乗算演算子：アスタリスク(*)記号。左辺の値と右辺の値を掛けた値を返します。
• 除算演算子：スラッシュ(/)記号。左辺の値から右辺の値を割った値を返します。
• 剰余演算子：パーセント(%)記号。左辺の値から右辺の値を割った余りの値を返します。
• 代入演算子：イコール(=)記号。変数に、右辺の値を代入します。
• 大なり演算子：大なり(>)左辺の値が、右辺の値より大きい場合に「真(true)」を返します。
• 小なり演算子：小なり(<)左辺の値が、右辺の値より小さい場合に「真(true)」を返します。

 

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演算子（<, %, =）の使い方

小なり演算子(<)の使い方

let x = 100;
(x < 5)
// 「false」を返します。

剰余演算子(%)の使い方

let x = 10 % 3;
// 変数「x」の値は左辺の値から右辺の値を割った余りの値を返すため「1」です。

代入演算子(=)の使い方

let x = 10
// 変数「x」の値は「10」です。

 

<, %, =を利用して数値の比較・計算をしてみよう

// 変数「x」に「20」の数値を代入
let x = 20;

// 優先順位は四則演算と同様である点に注意
let y = 10 + x % 7;

// もし変数「y」の値が「5」より小さければ「true」となりif文の中の処理が実行される
// もし変数「y」の値が「5」より多きければ「false」となりelse文の中の処理が実行される
if (y < 5) {
    console.log(`yの値は${y}です。5より小さいです。`)
} else {
    console.log(`yの値は${y}です。5より大きいです。`)
}
#=>
yの値は16です。5より大きいです。

 

まとめ

今回は基本的な演算子の（<, %, =）の使い方について紹介しました。

他にも条件（三項）演算子、論理演算子や比較演算子など開発現場でよく使用される演算子も多数ありますのでぜひ学習してみてください！
 

筆者プロフィール

澤亀浩弥（さわかめひろや） Webエンジニア。 開発実績等は勤怠情報管理システムの開発、地方銀行のプログラムの保守・運用、企業とインフルエンサーをマッチングさせるプラットフォームの開発。 25歳までプロ野球の世界を目指し独立リーグでプレー。その後、某大手会社の製造業作業員として働いていたが毎日の単調な仕事よりもっとクリエイティブな仕事がしたいと思い友人エンジニアにプログラミング学習方法など教えてもらい独学で半年程学習した後、IT業界に転職し、現場経験を積んでフリーランスエンジニアとして独立。 現在はその経験をこれからプログラミングを学んでいく方に伝えていくためにより広い知識を勉強中です。

 

 

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