Python3のformat関数について現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPython3のformat関数について現役エンジニアが解説しています。format関数とは、文字列の中に一部、文字列や数値など任意のデータを差し込むことができる関数です。Pythonのformat関数の書き方や使い方、書式指定の方法などを説明します。
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Python3のformat関数について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Python3のformat関数について詳しく説明していくね!
お願いします!
Python3のformat関数について現役エンジニアが解説している記事です。
文字列や数値をわかりやすい形で出力する必要がある人はぜひ覚えておくと良いでしょう。データの整理やファイルを出力する時に役立ちます。
目次
format関数とは
format関数とは、定型の文章の中に、一部、文字列や数値など任意のデータを差し込むことができる関数です。
Pythonで可能となっているこのような処理を差し込み処理といいます。
format関数の使い方
format関数の使い方を解説します。
print ("My name is {}.".format("Yamasaki")) print ("I am {} years old.".format(23))
このように、format関数の引数に文字列や数値を与えると、{}の位置に挿入されます。
実行結果はこのようになります。
print ("My name is {}.".format("Yamasaki")) print ("I am {} years old.".format(23))
format関数を利用して書式指定してみよう
format関数には、コロンを置くことで置換する文字列の書式を指定できます。
下記のように、左寄せ(文字数8)、右寄せ(文字数12)で出力したり、小数点以下4桁のパーセンテージ表記を行ったり、数値のカンマ表記を行ったりすることもできます。
これは、Pythonを使ったテキストの自動生成の際に便利です。
print("{0:8} {1:>12}".format("Tシャツ", 500)) #左寄せ(文字数8)、右寄せ(文字数12) print("{:.4%}".format(1234/5678)) #小数点以下4桁のパーセンテージ表記 print("{:,}".format(12345678)) #数値のカンマ表記
実行結果は、下記のようになります。
Tシャツ 500
21.7330%
12,345,678
まとめ
Python3のformat関数について理解できましたでしょうか。
format関数が正しく実行できれば、文字列や数値をわかりやすい形で出力することができます。データの整理やファイルを出力する時や、Pythonを使って文書を自動的に生成する際に役立つでしょう。
正しく理解して活用しましょう。
監修してくれたメンター
メンター山崎
電機メーカー社員の組み込みハード、ソフトウェア系エンジニア。 新規製品のアプリケーション/アルゴリズムの提案や製品実装ソフトウェア実装、開発効率化スクリプトの作成などに従事する。PythonやRuby, VBA, C言語, C++, shellスクリプト, ハードウェア記述言語(Verilog HDL)など多数の言語と日々奮闘中。 趣味は野球、ギター、スノーボード、ウェイトトレーニング、食べログ巡りなどこちらも多数奮闘中。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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