【ショッピングカートが作れる!】Welcartの使い方ーWordPressプラグイン【初心者向け】
WordPressのプラグインの使い方を紹介する記事です。今回は、誰でも簡単にショッピングカートが作成できるプラグイン、Welcartの使い方を解説します。ECサイトを運営している人は必見の内容です。ぜひご覧ください。
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WordPressのプラグインの使い方を紹介する記事です。
今回は、誰でも簡単にショッピングカートが作成できるプラグイン、Welcartの使い方を解説します。ECサイトを運営する上で必須の購入機能、割引機能、ギフト機能など様々なシチュエーションで役立つシステムが多くついているので、非常に使い勝手が良いでしょう。
ECサイトを運営している人は必見ですよ!
なお本記事は、TechAcademyのWordPressオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。
田島メンター!!ECサイトを作りたいっていうお客様からの要望があったんですけど、何かいい方法ってないですか〜?
ECサイトなら、WordPressでも作れるよ!
え、WordPressで作れるんですか!?どうやるんですか???
Welcartとは
Welcartは、WordPressのサイト内にショッピング機能を作成できるプラグインです。
よくAmazonなどで「カートに入れる」といったボタンを押すと自分のアカウントにその商品がカートに入り、そのまま購入できるといった機能がありますが、同じ機能を形にしていきます。
商用無料で使えるので、誰でも安心して使えます。
また、国産のプラグインなので日本人には非常に使い勝手が良いでしょう。
Welcartでできること
クレジットカード決済
特に面倒な作業なく国内のクレジット決済サービスを利用することができます。ECサイトにおいては、クレジット決済をする人が大半ですので、必須の機能と言えるでしょう。
クーポンの発行
キャンペーンでの割引、特別な会員へのクーポンなど値引き・割引を行う際に便利です。Welcartでは難しい技術が必要なく手軽に設定できるので、おすすめです。
ダウンロード販売
ECサイトの中には写真や動画をダウンロードする形式で販売する運営者もいるでしょう。実際のものではなく、ダウンロードコンテンツの販売もWCEX DLSellerを導入することで行うことができます。
定期購入の機能
商品の定期購入、自動で配送データ登録など行うことができます。
複数配送ギフト機能
一度の購入で複数の配送先を指定することができます。自分用ではなくギフトとして複数人に送る場合、何度も住所をセットして購入するのではなく、同時に配送することができるので便利ですね。
価格変動
価格を上乗せしたい時に便利な機能です。WCEX MultiPriceを導入することで実現できるようになっています。
自動継続課金
定期購読などの自動で契約を継続するサービス販売を行うことができます。
受注CSV
受注データをCSV形式でダウンロードすることができるので、どんな人が購入したのか、何がいくらで購入されたのか把握することができます。
今までの作業もより効率化されるかもしれませんね。
受注一元管理
受注を一元管理することが可能です。
Welcartの使い方
このプラグインは、Welcart公式サイトからダウンロードすることが可能です。
インストールがわからない場合は、WordPressのプラグインをインストールする方法をご覧ください。
インストールを終えたらWelcartの設定をしていきます。
管理画面のサイドメニューに「Welcart Shop」という項目をクリックしましょう。
すると、以下の画像のようなホーム画面に移動するかと思います。
まずは、基本設定を行っていきます。
基本設定
営業設定では、キャンペーンなどを実施する際に活用できます。
営業設定が終わったら次はショップ設定を行いましょう。
ここでは、自分たちの会社の情報などを入力します。
購入者に送るメールの送信元などは必須項目となっているので、間違えのないように設定しておきましょう。
続いて、支払方法の設定です。
銀行振込や代引き決済など設定を行いましょう。
もしクレジット決済を行いたい場合は、別途「クレジット決済設定」という項目で設定を行いましょう。
配送設定
配送設定では、配送の時間、便の種類、送料の設定などを行います。
※配送設定は、商品登録よりも先に行う必要があります。
先に商品登録をしてしまうと商品のデータ更新が必要になるなど面倒な作業が生まれてしまいます。
メール設定
メール設定では、購入された際のサンキューメールや通知の定型文を決めておくことができます。
また、メールオプションで送信するものと送信しないものと分けておくことができるので、簡単に設定できるでしょう。
システム設定やクレジット決済設定などは必要に応じて、設定しておきましょう。
設定が終われば、あとは商品を追加していくだけです。
「新規商品追加」の項目で商品名や商品コードを追加し、「商品マスター」で追加した商品を確認することができます。
これでデータが揃い、ショッピングカートの機能を作成することができました。
あとは自分の好きなデザインにすれば見た目もよく使いやすくなるでしょう。
デザインの作成については、Welcart公式サイトをご覧ください。
今回の解説は以上です。
ECサイトを作る上でWordPressを利用する人も多くいるでしょう。Welcartは機能も豊富で様々なカスタマイズや拡張ができるので、本格的なECサイトにも向いています。
定期購読やダウンロード販売などデジタルコンテンツの販売も簡単に設定できるので、電子書籍系・写真コンテンツなどを個人で販売したい人も便利です。
ぜひ使い方を覚えてユーザーにとって使いやすいECサイトを目指しましょう。
WordPressでショッピングカート機能が使えるツールも合わせてご覧ください。
これだけの機能のものがWordPressで作れるんですね!
そうだね。一から作るととても大変だから、ECサイトを立ち上げたい時は使うに越したことはないね!
そうですね〜♪
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