User Role Editorの使い方ーWordPressプラグイン【初心者向け】
WordPressのプラグイン「User Role Editor」を使用すると、各グループの持つ権限を詳細に追加したり削除したりすることができます。複数のメンバーでサイトを運営する時などに便利なプラグインです。
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WordPressのユーザーには「管理者」「投稿者」「購読者」などの各種権限グループが存在し、それぞれに管理画面内で行うことができる操作が異なります。
WordPressのプラグイン「User Role Editor」を使用すると、各グループの持つ権限を詳細に追加したり削除したりすることができます。複数のメンバーでサイトを運営する時などに便利なプラグインです。
なお本記事は、TechAcademyのWordPressオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。
田島メンター!!WordPressの管理者とか投稿者とかってそれぞれ権限が違いますよね?
そうだね。
その権限って変更できたりするんですか?例えば投稿者の権限に少しだけ管理者の権限を付与するとか、です。
「User Role Editor」 っていうプラグインを使うとより詳細に権限を設定できるよ。やってみる?
はい、お願いします♪
プラグインの設定方法
このプラグインは、管理画面から「プラグインを検索」してインストールもできますし、プラグイン公式サイトからダウンロードすることも可能です。
インストールがわからない場合はWordPressのプラグインをインストールする方法をご覧ください。
次に、「ユーザー」から「User Role Editor」を選択します。
User Role Editorの操作画面が表示されます。
「ロールを選択して権限を変更」から権限を編集したい権限グループ(編集者・管理者など)を選択します。
下に表示されている一覧の中でチェックが入っている項目が、現在のそのグループに与えられている権限になります。
例えば「購読者」の権限グループであるユーザーがデフォルトの状態でログインした場合、下の用にプロフィールしか操作することはできません。
今回はこの購読者に「メディアファイルをアップロードする」権限を追加してみます。
右上の「Quick filter」欄に検索したい単語を入力すると、該当の権限が色付きで表示されます。
追加したい権限(ここでは「upload_files」)の項目にチェックを入れ、「更新」ボタンを押します。
「権限の更新を確認してください」のダイアログが表示されるので「Yes」をクリックします。
これで権限の変更は完了です。
追加後に再び購読者グループのユーザーでログインした状態です。
管理画面のメニューに「メディア」の項目が表示され、ファイルのアップロードができるようになりました。
User Role Editorでの権限の追加や削除については、プラグインをインストールしてる状態であればWordPress管理画面左メニューの「ユーザー」→「ユーザー一覧」から各メンバーの「Capabilities」を選択することでも操作が可能です。
以上、User Role Editorについて解説しました。
ぜひ、WordPressの使い方を覚えましょう!
なるほど、こんなに権限って細かく編集できるんですね〜。
そうだね。ただ間違えて権限を付与してしまったりすると問題が起こったりするから、気をつけて使わないとね。
そうですね。
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