RubyをWindowsでインストールする方法【初心者向け】
RubyなどのWeb系のプログラミング言語はWindowsでの使い方が載っていないことも多々あります。これからRubyを始めようと思っている人向けにWindowsでインストールする方法について解説していきたいと思います。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
プログラミングというと、MacやLinuxを使って開発している人が多いでしょう。
特にRubyなどのWeb系のプログラミング言語はWindowsでの使い方が載っていないことも多々あります。
そこで、これからRubyを始めようと思っている人向けにWindowsでインストールする方法について解説していきたいと思います。
そもそもRubyがよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。
今回はWindowsでのRubyのインストール方法を解説しよう。
田島メンター!!最初はまず何をしたらいいんですか~?
そうだね、まずは使用しているWindowsのビット数を確認しておこうか。左下のスタートボタンを右クリックして「システム」を選択、○○ビットオペレーティングシステムとなっているところを見よう。これがダウンロードするファイルに関連してくるよ。
なるほど、分かりました!
インストール方法
Rubyの公式サイトにRubyのソースコードが公開されているのですが、コンパイル環境を整えるのが大変なため、今回はRubyInstaller for Windows というコンパイル済みのバイナリを使ってインストールしていきたいと思います。
サイトにアクセスして、RubyInstallerをダウンロードしましょう。(執筆時最新版Ruby2.2.4)
ここでさっきのビット数が関係してくるんですね。
確認したときに64ビット版だった場合はx64、32ビット版だった場合はx86の最新版をダウンロードしよう。
ファイルは間違えないようにしないとですね。次はどうするんですか~?
ダウンロードしたファイルを実行してインストールを行うよ。次の手順を見てみよう。
ダウンロードが完了した後、ファイルを実行すると、インストーラが起動するので、それに沿ってインストールを進めてください。
インストール先やオプション設定は特に必要ありません。
実際に動かしてみよう!
インストールが完了したら、ちゃんとインストールができたか確認するためRubyを起動してみましょう。
実行しているWindowsのバージョンによって、スタート画面が異なると思いますが、先ほどインストールしたフォルダから「Rubyコマンドプロンプトを開く」というのを実行してください。
そうすると、Rubyコマンドプロンプトを開くというタイトルの黒い画面が起動します。この画面をコマンドプロンプトといい、ここでコンパイルなどの作業を行います。
さて、このコマンドプロンプトを用いて確認していきましょう。
コマンドプロンプトに、以下のコマンドを入力してください。
ruby -v
自分が先ほどインストールしたRubyのバージョンが表示されればインストール成功です。
いかがだったでしょうか。
プログラミング環境を整えるのは一見難しそうに見えますが、実はそこまで難しくないことがわかっていただけたと思います。
もし、失敗してしまったら、この記事を見ながら再挑戦してみてください。
Ruby/Rails開発のためのおすすめエディタ/IDEとはについて現役エンジニアが回答した記事もあります。合わせてご覧ください。
コマンドプロンプトはWindows左下のスタートボタンを右クリック→「コマンドプロンプト」でも起動できるよ。
あんまり見たことのない画面だし、ちょっと操作が独特ですね。
今後Ruby on Railsをインストールする際にもコマンドプロンプトは必要になるので、起動場所と使い方を覚えておこう。
分かりました。ありがとうございます!
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