Rubyにおける比較演算子のコードの書き方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyの比較演算子のコードの書き方について現役エンジニアが解説しています。比較演算子は、2つのデータの大小を比較する演算子で数値以外にも文字列や日付なども対象にすることが出来ます。比較演算子は等号や不等号、等号つき不等号などを使って表します。
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Rubyにおける比較演算子のコードの書き方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyの比較演算子のコードの書き方について詳しく説明していくね!
お願いします!
比較演算子とは
比較演算子とは、2つのデータの大小を比較する演算子です。
ほとんどのプログラミング言語で数値の大小を比較できます。
また、JavaScriptなどのプログラミング言語では、数値以外のデータ(文字列や日付など)も比較可能です。
Rubyでの比較演算子のコード
Rubyでは、以下のような比較演算子を使用できます。
比較演算子による評価結果は、bool型(trueかfalse)になります。
- 等号とその否定 ==, !=
- 不等号 <, >
- 等号つき不等号 <=, >=
Rubyでは独自クラスを定義可能です。
さらに比較演算子をオーバーライドすることで、独自クラス同士を比較演算子で比較できるようになるでしょう。
オーバーライドとはメソッドを再定義することです。
オーバーライドの詳細な説明はこちらの記事をご覧ください。
Rubyにおける比較演算子のコード例
Rubyのインタプリタモード(irb)を用いて実験します。
数値の比較
等号演算子を用いて、一致、不一致を評価します。
irb(main):007:0> 1 == 1 => true irb(main):008:0> 1 == 2 => false irb(main):009:0> 1 != 2 => true
不等号を用いて、より大きい、より小さいを評価することが可能です。
irb(main):001:0> 1 < 2 => true irb(main):002:0> 1 > 2 => false
等号つき不等号を用いて、以上、以下(>=, <=)を評価します。
irb(main):005:0> 2 >= 1 => true irb(main):006:0> 2 >= 2 => true
文字列の比較
文字列の比較も可能です。
この場合はアルファベット順にもとづく評価になります。
irb(main):003:0> 'a' < 'b' => true irb(main):004:0> 'a' > 'b' => false
執筆してくれたメンター
橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
Rubyにおける比較演算子のコードの内容がよくわかったので良かったです!
ゆかりちゃん、今後分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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