Rubyで配列内の重複する要素を数える方法【初心者向け】
初心者向けにRubyで配列内の重複する要素を数える方法について解説しています。ここではgroup_byメソッドによって配列から重複した要素を取り出しその要素数を数えます。サンプルコードで動作を確認しましょう。
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Rubyで配列内の重複する要素を数える方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
配列内の重複する要素を数える方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
配列内の重複する要素を数える方法
今回は配列内の要素の中でも重複する要素を取り出し、さらにその数を数える方法を紹介します。
では、どんなことをするのかということですが、
例えば
a = [100, 20, 100, 10, 100, 20]
という配列があったとします。
この配列の要素で重複するのを取り出して表示するにはどうしたら良いのでしょうか。
結果的にハッシュで結果を表示できるとわかりやすいので
{100=>3, 20=>2, 10=>1}
となるととてもわかりやすくて便利ですよね。
今回はこちらの方法を紹介させていただきます。
実際に書いてみよう
Rubyのgroup_byメソッドを使うととても便利です。
group_byメソッドは、要素をグループ分けします。
ブロック引数に各要素を入れてブロックを繰り返し、その戻り値が同じ要素をそれぞれ集めるというメソッドです。
以下のような配列があるとします
ary = [1, 1, 1, 2, 3, 3]
この配列を要素別にまとめてみようと思います。
p ary.group_by(&:itself)
とすると
{1=>[1, 1, 1], 2=>[2], 3=>[3, 3]}
のような結果となります。
(ただし、このobject.itselfはRuby2.2で公開されたものです
ので、Ruby2.2以降でないと使えません。)
次にこちらの要素ごと数えてそれをハッシュで返すようにすれば良いので、mapメソッドとcountメソッドを付け加えてみます。
そして最終的にハッシュで表示したいのでto_hashを加えます。
p ary.group_by(&:itself).map{ |key value| [key, value.count] }.to_h
{1=>3, 2=>1, 3=>2}
のようになり、
key とそのkeyの数を表示することができるようになりましたね!!
筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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