人前で発言する力がつく習い事とは?小学3年生からプログラミングを学んで得たもの
テックアカデミージュニアで約2年半Scratchを学んだ小学5年生の女の子にインタビュー!プログラミングの力だけではなく、人前で話す力がついた経緯や、親子でプログラミング学習に取り組む様子、作品づくりにおける想いについてお話してくれました。テックアカデミージュニア「はじめてのScratchコース」「Scratchマスターコース」を受講して得たことを、日々の生活に活かしています。
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プログラミング、算数をはじめ、考えることが大好きな女の子!小学3年生から、テックアカデミージュニアの「はじめてのScratchコース」「Scratchマスターコース」を約2年半受講し、オンライン授業を通して身についたことを、お母さんとともにお話してくれました。
【プロフィール】
渡邉 夢穂さん
小学校 5年生
テックアカデミージュニア「はじめてのScratchコース」「Scratchマスターコース」を約2年半受講。
受講していくうちに、人前で発言する際、まわりの意見もきちんと汲み取った上で自分の考えをしっかり言えるようになったとのこと。考えることが大好きになり、物事の仕組みがどうなっているのかや、もっと分かりやすくなるにはどうすればいいんだろう、ということを日々考えている。
探究心があり、気になることがあれば、日々お母さんと一緒にいろんなことを調べたりしている。
また、Scratchでは、どうしたら見る人に伝わりやすいかを重点に置き、分かりやすい作品作りに励んでいる。
自分で見つけたWebサイトでプログラミングに出会う
――プログラミングをはじめた経緯を教えてください。
夢穂さん:みんなのScratch作品が見られるWebサイトがあって、それを自分で見つけて、いろんな作品を見ていくうちに、面白そうだなと思ったのがきっかけでした。
他の人が作っている作品を見て、自分でも作ってみたいと思い、挑戦してみようと感じるようになりました。
お母さま:自主的にサイトを見て、他の人の作品に夢中になっていました。
自分でもこんなものを作ってみたいと言っていた時に、伯母がテックアカデミージュニアを見つけて、夢穂に合うんじゃないかと連絡をくれました。
最初は無料でお試しができたので、気軽な気持ちで始めてみました。
Scratchを習い事でできるんだ!という発見がありましたね。
――習い事でもできるという発見や、さらにオンラインというところに新しさがあったと思いますが、オンラインの習い事に対して不安に思うところはありましたか?
お母さま:うちは送迎が難しかったりするので、むしろオンラインしか考えられなかったです。
送迎なしで、自宅での時間の使い方のひとつとしてScratchを学ぶことができるのは、とてもありがたかったです。本人も楽しく続けることができたので、今後別の習い事を探す時も、オンラインで探そうと思っています。
生徒同士の対話を重視する授業で育んだ発言力
――テックアカデミージュニアでは、学習している子供たち同士がオンラインで意見交換ができるように、アクティブラーニングという授業を行っています。2年半アクティブラーニングを受けてみた感想はどうでしたか?
夢穂さん:普段、学校以外で他の人と関わることが少ないので、同じScratch学習をしている子たちと関われて、いろんな作品を見たり、意見を聞くことができてとても楽しかったです。
お母さま:アクティブラーニングを受ける前の夢穂は、自分の意見はなんとか言えても、相手の意見まで拾った上で何かを発言するということはできなかったように思います。
ですが、受けていくうちに、横で見ていて驚くくらい、相手の意見も汲み取って、それを考慮しながら発言できるようになったと感じています。
学校の先生にも、相手の意見を踏まえた上で発言が出来ているのは夢穂だけだと褒めてもらえて、本当に成長したんだなと感じました。
――素晴らしいですね!対話を通して相手の意見を汲み取ったり、自分の意見を表現したりする力は、今後の夢穂さんにとっても大きな武器になりそうですね!
――アクティブラーニングで、特に印象に残っている授業はありますか?
夢穂さん:アクティブラーニングの特別授業で、SDGsに関する問題について、みんなで意見を出し合って話をする授業が楽しかったです!
――みんなで意見を出し合って、すごく盛り上がったのを私も覚えています!考えることや意見を出し合うことは、とても楽しいですよね!
※SDGsに関するアクティブラーニング特別授業では、「地球について考えよう」をテーマに、みんなが調べた地球のことをScratchのクイズにしたり、「陸の豊かさを守るためにできること」をテーマに意見を出し合いました。
見る人に伝わりやすい作品作り
――Scratchコースを受けてみて、印象に残った作品はありますか?
夢穂さん:レッスン5か6が、今まで学んだことを使って作品を作って、アレンジしたりできる内容だったので印象的でした。
※レッスン5:3コママンガを作ろう、レッスン6:Scratchで絵を描こう
はじめてのScratchコース、Scratchマスターコース概要
夢穂さん:あとは自分で作ったオリジナル作品がとても印象に残っています。
夢穂さん:この作品は、主人公のキャットくんが早く帰って「いいもの」をもらえるように、2択の中から選ぶゲームです。
――ストーリーがきちんと物語になっていて面白いですね!このゲームを作るにあたって工夫したことや、大変だったことを教えてください。
夢穂さん:工夫したことは3つあります。
1つ目は、ゲームをする人があまり飽きないように、選んだものによっては、半分の確率でクリアできる場合もあるように設定したところです。
2つ目は、自分で音を作ったことです。
フォーリーアーティストという、実際に物を使って音を作る仕事があって、それみたいなことをやりたいと思い、これを機に挑戦してみました。
3つ目は、変数をうまく使ったことです。
選んだ選択肢によって、結末が変わるゲームなので、どんな選択をしたか記録する必要があります。そこで、変数を使って最終的に選んだのが何かを記録できるようにしました。
大変だったことは、メッセージをすごく使うところです。
選択ゲームでかつ、やり取り系のアニメ要素があるから、メッセージをたくさん使います。なので、どこにメッセージのブロックがあるかが分かりづらいときがあります。
――すごく工夫されていますね!結果診断の定義ブロックも使って、結果の確率も半分になっていて、複雑な仕組みになっているからこそ、全部のパターンが見たいと思える作品ですね!何度もやりたくなります!
お母さま:作品を見せてもらって、ここまで細かく作れるんだと驚きました。
セリフのちょっとした言い回しとか、画面が切り替わるタイミングとかを考えていたりして、「どうしてそういう書き方をしたの?」と聞くと、「この方が見る人に伝わりやすいから」と言っていて、自己満足で作るわけではなく、ちゃんと『見せる』ことを考えて作っているんだなというところにすごく感心しました。
――人前で発言をする時と同じく、きちんと相手のことを考えた上で作品を作ることができていたんですね!こういった作品作りを通して、変わったなと思うことはありますか?
夢穂さん:何かをする時に、「次はこうしてみよう」という考え方ができるようになり、そういった考え方は、学校でも活かせていると思います。
お母さま:普段の会話でも、いろんな物事に対して、「なんでこうなってるんだろう」「相手はこうだと分かりやすいよね」というところまで考えて話してくれるようになりました。
――見る人、使う人の視点から考えるという行為は、何においても大切な力ですね!素晴らしいです!
親子で学んだテクノロジーに関する特別授業
――テックアカデミージュニアでは、通常授業に加えて、テクノロジーに関するさまざまなことをテーマにした特別授業を実施しています。夢穂さんは、この授業にもたくさん参加してくれていましたが、印象に残っていることはありますか?
夢穂さん:どれも印象的ですが、3Dの授業で、本物のような物をCGで作ることができるという授業は、とても印象に残っています。
お母さま:毎回いろんなテーマの授業があって、すごく勉強になりました。
コンピューター上で数字ひとつ変えるだけで、こんなにも変わるんだと驚きの連続でした。
普段、普通に見ているものの中身がこんな風になっているんだ、というのが面白くて仕方がなかったです。
授業が終わった後も親子ふたりで、「こんな風になってるんだ、じゃあ次はこうしてみよう!これを調べてみよう!」みたいな話をして、親子での会話も増えました。
私たちが知らない世界をたくさん教えてもらって、私自身もとても勉強になりました。
――お母さまも一緒に勉強されていたんですね!テクノロジー講座を通して、日常生活での物の見方が変わって、親子で会話したり調べたり、とても良い家庭時間を過ごされていますね!
――最後に、夢穂さんからテックアカデミージュニアで2年半学習した感想をお願いします!
夢穂さん:テックアカデミージュニアのおかげで成長できたし、変わることができたし、オンライン授業もとても楽しくて分かりやすかったので、これからの生活にもっと活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
――こちらこそ、本当にありがとうございます!これからも、ここで学んだことを軸に、どんどんいろんなことにチャレンジしてくださいね!今後のご活躍を楽しみにしています!