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【これでスッキリ!】Excel(エクセル)が重くなってしまったときの対処法

Excel(エクセル)初心者向けに、Excelファイルが重くなってしまったときの対処法を、画像付きでわかりやすく紹介しています。Excelファイルが重い・Excelの動作が遅いと感じることがある方は、絶対に読んでおくべき記事です。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

「Excel で長時間作業していたら、Excel の動作がだんだん遅くなってきた…」
「え、なんでこんなにExcel のファイルサイズが大きくなってるの?」

上記のような経験、皆さんもありませんか?

今回は、そんなExcel が重いときの対処法を紹介します。

 

 

目次

 

Excel ファイルが重くなる原因

いろいろな原因が考えられますが、ケース別に対策方法を紹介します。
よくあるケースとして考えられるのは、以下の4つです。

画像が重い

画像が多かったり、解像度の高い画像を挿入している場合など。

 

データが多くて重い

大量の文字を入力したセルや、シートがある場合など。

 

数式が重い

大量の数式や、複雑な数式を使用している場合など。

 

Excelアドインを大量に導入している

使っていない拡張機能を多数インストールしている場合など。

 

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画像が原因のときの対処法

①画像を圧縮する

まず、画像を選択します。

次に、ツールバーの中にある[図の書式設定]タブを開き、[図の圧縮]を選択してください。

 

画像の品質を選択し、「OK」を押すことで圧縮が可能です。

 

②挿入前に画像を小さくする

画像編集ソフトで、サイズや解像度を小さくしたり、小さいファイルサイズのフォーマットに変換してから、Excel に挿入します。
bmp形式よりもjpg形式やpng形式の方が、軽くなります。

 

データの多さが原因のときの対処法

①不要なセルを削除する

[Ctrl]+[End]でデータが入力されている最後のセルを選択できます。

不要なデータが入っているセルは、行や列を選択して、削除しましょう。

 

②不要なシートを削除する

不要なシートを選択し、右クリックでコンテキストメニューを開き、[削除]を選択しましょう。

[Ctrl]を押しながらシートを選択すると、複数のシートを同時に選択できます。
※ちなみに、[Shift]を押しながらだと、連続したシートを一気に選択できますよ。

 

数式が原因のときの対処法

数式や参照を値に置き換える

数式の結果として値が反映されている部分を、「値」としてコピー&ペーストすれば、Excel ファイルが軽くなるはずです。

数式が入力されている範囲をコピーして、右クリックでコンテキストメニューを開き、[形式を選択してペースト]→[値]を選択します。

選択した箇所が数式から値に変更されます。

 

Excelアドインが原因の場合の対処法

①アドインを確認する

アドインを大量に導入していることが原因で重くなっている可能性がある場合の対応です。「挿入」→「個人用アドイン」を選択します。

②アドインを削除する

「Officeアドイン」で削除するアドインを選び、削除します。

 

その他、原因が分からない場合の対処法

ファイルを作り直す

新規にExcel ファイルを作成し、必要な部分だけをコピーしてみましょう。重い原因がわからないときや、いろいろ試しても軽くならないときに、有効です。

 

以上、Excel が重くなってしまったときの対処法を紹介しました。

画像や文字の多さが原因の一つだということは、知っていたかもしれません。
しかし、数式など目に見えないことも一因になっているようですね。

これからは、Excel が重くなる前に、普段から上記のような対処を行ってみてはいかがですか?