【ワンクリックで移動可能に!】Excel(エクセル)のハイパーリンク機能の使い方
Excel(エクセル)初心者向けに、Excelのハイパーリンク機能の使い方について、画像付きでわかりやすく紹介。ハイパーリンクは、Webページや他のファイル、ファイル内の別の箇所などにワンクリックで移動できる、とても便利な機能です。
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セル内のテキストや図に「ハイパーリンク」を設定すると、クリックすることで、
- Webページを表示する
- 別のファイルを開く
- ファイル内の別の箇所に移動する
などが可能になります。
今回は、Excel(エクセル)のハイパーリンク機能の使い方について紹介します。
目次
Webページへハイパーリンクを設定する
まず、ハイパーリンクを設定したいセルを選択します。
例えば、Yahoo!のトップページのURLを貼り付けるとしましょう。
URLを貼り付けてみると、セル内の字が下線付きで青くなり、ハイパーリンクが設定されました。
セルの上にポインタを合わせると、ポインタが指の形になります。
そしてクリックすると、Yahoo!のトップページが表示されます。
他にも、ハイパーリンクを設定する方法があります。
セルを選択した状態で、[挿入]タブから[ハイパーリンク]をクリックしてください。
そうすると、[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスが表示されます。
[アドレス]の入力ボックスにURLを貼り付けて[OK]を押すと、ハイパーリンクが設定できます。
また、ハイパーリンクの表示文字列を変える方法も紹介します。
例えば、ハイパーリンクの表示文字列を、URLから「Yahoo!トップページへ」へと変えてみましょう。
先ほど表示された[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックス内の[表示文字列]の入力ボックスに、「Yahoo!トップページへ」と入力し、[OK]を押してください。
そうすると、セル内の文字列が「Yahoo!トップページへ」となり、リンク先がわかりやすくなりました。
別のファイルへハイパーリンクを設定する
ハイパーリンクは、Webページだけではなく、別のファイルへのリンクも設定することができます。
例えば、Word ファイルへのハイパーリンクを設定してみましょう。
まず、上記で出てきた[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを開き、[ファイル、Webページ]を選択します。
検索先を指定し、リンクしたい Word ファイルを選択すると、アドレスが自動で表示されます。
表示文字列は、ファイル名に合わせて「歓迎会のお知らせ」と入力しました。
最後に、[OK]をクリックしましょう。
そうすると、セル内の文字列が下線付きで青くなり、クリックすると、Wordファイル「歓迎会のお知らせ」が開くようになりました。
ブック内の別のセルへハイパーリンクを設定する
次は、ブック内の別のセルへ移動するハイパーリンクの設定方法です。
例えば、 Sheet2 以降のシートに各得意先の名簿がある状態で、Sheet1 に目次を作るとします。
目次から各得意先の名簿に移動するように、ハイパーリンクを設定してみましょう。
まず、セル B3 を選択し、上記で出てきた[ハイパーリンクの挿入]ダイアログボックスを開きます。
そして、[このドキュメント内]をクリックし、[Sheet2]をクリックします。
デフォルトで、[セル参照を入力してください]ボックスには、セル A1、[表示文字列]の入力ボックスには、ハイパーリンクを設定するセルの文字列が入ります。
[セル参照を入力してください]ボックスに「A1」と入力されていると、選択したシートのセル A1 へ移動されます。
必要に応じて変更しましょう。
最後に、[OK]をクリックしてください。
そうすると、セル B3 の「(株)あいうえお」が青字になり、クリックすると、Sheet2の名簿へ移動できます。
また、同じように、各得意先名簿のシートから、「目次へ戻る」リンクを設定するとします。
例えば、下の画像では、Sheet2 のセル D1 に、目次の Sheet1 のセル A1 へ移動するハイパーリンクを設定し、目次に戻るようにしました。
以上、Excel のハイパーリンク機能の使い方について紹介しました。
ハイパーリンクを活用すれば、Webページなどにワンクリックでスイスイ移動できます。
ぜひ活用してみてください。