より薄く、より使いやすく!Touch Barを搭載した新MacBook Proを正式発表
Apple(アップル)は、日本時間10月28日午前2時よりAppleの新製品発表イベント「hello again」が行われました。Touch Barを搭載した新MacBook Proの13インチモデルと15インチモデルを正式に発表しました。
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Apple(アップル)は、日本時間10月28日午前2時よりAppleの新製品発表イベント「hello again」が行われました。
iPhone7を受けてMacのヘッドホン端子もなくなるんじゃないかといった噂や新型MacBook ProよりESCキーが廃止されるなど注目はすでに大きかったでしょう。
そんな噂を受けながら、イベントにて新MacBook Proの13インチモデルと15インチモデルを正式に発表しました。
過去のMacBook Air/Proとの比較もしながら新MacBook Proの特徴についてまとめているので、ぜひご覧ください。
新型MacBook Pro
今回最も注目されたアップデートは、「Touch Bar」という名称でMacBook Proに搭載されたことでしょう。Touch Barは、これまでのファンクションキーの代わりとなるマルチタッチ対応のRetinaディスプレイで、音量・明るさの調整やアプリの操作ボタンの表示など機能は多岐にわたります。
例えば、Safariを利用している際には戻るボタンなどが表示されるといったことです。
また、指紋認証のTouch IDを右端に設置し、タッチするだけでユーザーの切り替えやApple Payによる支払いができるようになります。
薄さ・重量
イベント発表前からMacBook Proの薄型は噂されていましたが、その実態はどうなったのでしょうか。
本体サイズは、304,1×212.4×14.9mm(幅×高さ×奥行き)、重量は1.37kgとなりました。比較対象としてMacBook Airを取り上げていますが、こちらは325×227×3~17mm、重量1.35kgとなっているため、重量ではやや負けていますが、薄さやサイズではMacBook Proが勝っています。
分かりやすく表で旧MacBook Proと新MacBook Proなどを比較してみました。旧MacBook Proと比較しても210g軽くなっており、サイズも一回り小さくなった印象ですね。
幅 | 高さ | 奥行き | 重量 | |
MacBook Air 13 | 32.5cm | 0.3~1.7cm | 22.7cm | 1.35kg |
旧MacBook Pro 13 | 31.4cm | 1.8cm | 21.9cm | 1.58kg |
新MacBook Pro 13 | 30.41cm | 1.49cm | 21.24cm | 1.37kg |
価格
発表された新しいMacBook Pro 13インチには、Touch Bar非搭載バージョンも準備されており、価格は3万円ほど安価になっています。
- Touch Bar非搭載:14万8800円~(税別)
- Touch Bar付き:17万8800円~(税別)
- 15インチ版:23万8800円~(税別)
スペック
13インチモデルは、第6世代「Intel Core i5/i7」デュアルコアCPU、「Intel Iris Graphics 550」、50%高速化されたSSDを搭載。
15インチモデルでは、第6世代「Intel Core i7」クアッドコアCPU、Polarisアーキテクチャの「Radeon Pro 450」を最大4GBまで、50%高速化されたSSDを搭載しています。
再設計されたスピーカーの性能は大幅に改善されており、ダイナミックレンジが2倍、音量が最大58%大きくなり、低音も2.5倍大きくなっています。
映像編集においても映画鑑賞においても力を発揮してくれることでしょう。
キーボードとトラックパッド
キーボードは、MacBookのバタフライタッチをより心地よく利用できるようにした第2世代のバタフライ構造を採用しています。そしてトラックパッドも最大で2倍広くなっています。
格段に広くなった分、操作性が上がることは間違いないですが、タイピング中にトラックパッドが勝手に反応しないか確認したいところです。
まとめ
前日のMicrosoftの発表に比べれば大きなアップデートでは無いかもしれませんが、Appleファンが別のデバイスに切り替えるということはないでしょう。
今回の新MacBook Proは、DJなどクリエイターをターゲットにした印象が強いですが、一般ユーザーでも便利なことは間違いないはず。
日本でも本日発売開始のためTouch Barを体験したい人は、ぜひAppleストアに駆け込みましょう。
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