【2017年こそ手に職を!】未経験でエンジニアへ転職するために知っておくべきこと
未経験でエンジニアへ転職するのは難しいと諦めていませんか。そう考える前に、最短距離でエンジニアになるためには何から始めるべきかを知ることが重要です。エンジニアに必要な資質とは、ニーズが多いプログラミング言語とはについて徹底解説しています。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
今、自分が100%満足してやりたいと思うことを仕事にできている、という方は少ないものです。
特に、専門的なスキルを必要とするITエンジニアはなろうと思ってもすぐになれるものではないですよね。しかし、「小さな頃から物作りが好きだった」「IT/WEB業界で活躍したい」そう考えた時に、ITエンジニアへの転職を目指したいと思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方向けに、全くの未経験からITエンジニアへの転職を実現するためにまず知っておくべきこと・最初にやるべきことを解説していきます。
エンジニアが活躍するフィールド
IT(情報技術)とは、電気・ガス・水道と並ぶ社会インフラであると言われて久しくなります。今日では、ほぼすべての業種・企業・市民の根幹を支えている領域にまで広がりを見せています。
例えば、IoT(Internet of Things)という言葉をテレビのCMやニュースなどで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
モノのインターネットと訳されるこの言葉は、「モノ、ヒト、サービス」の全てを包括したインターネット化による価値創造”と定義されています。私たちの日常に存在する「モノ、ヒト、サービス」がITとさらなる密接化をしているということです。
このように、今後も社会のIT化は加速し、この先の未来を先導する技術がITといえるわけです。
この流れの中で、エンジニアの活躍するフィールドは、広がりを見せる一方、求められるスキルも多様化と深化していることも事実です。
エンジニアとして働く前に知っておきたい3つの業界
IT業界は、業態によって大きく3つに区分することが出来ます。そして、その業態に応じて求められるエンジニア像も異なっています。まずは、代表例を含めていくつか紹介します。
- Webサービス系(代表例:Google、DeNA、など)
- SI系・ソフトウェア系(代表例:NTTデータ、野村総合研究所、クレスコなど)
- SES系(1または2以外のその他ほぼ全て)
※実際には、ユーザー系企業内の社内SEなどのポジションなどもありますが、ごく少数のためここでは割愛します。
日本国内でIT企業と言われる会社は数万社と言われていますが、未だシェアとしては、「SI系・ソフトウェア系」「SES系」が大半を占めます。
実務未経験・業界未経験の状態から「Webサービス系」へ転職するのはハードルが高い傾向にあります。その場合は「SES系(System Engineering Service)」をIT業界の入り口とするキャリアパスを視野に入れると良いでしょう。
SESとは
SESとは、ソフトウェアやシステムの開発・運用などの委託契約のことで、対象物の納品を目的とせず特定の業務に対して技術者を提供する契約です。
SES事業を営む企業の正社員が技術者として客先のオフィスに常駐し、技術的なサービスを提供します。SES系についての特徴は、社員数が数十名〜の企業がほとんどを占めており、その中でSESというかたちでITに携わっている企業が多いことが特徴です。
この仕事を通じて、IT業界の経験・スキルアップをすることで「SI系・ソフトウェア系」や「Webサービス系」の企業への将来的な転職も十分に可能です。
ただ、Webサービス系企業に転職するには少なくともIT業界の経験がある方が望ましく、尚且つ高いレベルのスキルを保持していることが求められます。
Webサービス系企業は、自社で運営しているサービスによって収益を上げるビジネスモデルのため、そのサービスを創るエンジニアやデザイナーの存在が非常に重要です。
数あるサービス・アプリケーションの中で、利益を出すにはユーザビリティに富んだ長く愛されるサービスを創り続けなければなりません。その分、企業がキャリア採用で評価する際には、スキルレベルやサービスを任せられる力があるかどうか、厳しく評価をする傾向があります。
重要なことは、自分自身のキャリアパスをイメージすることです。
自分自身の方向性として、「Java言語のエキスパートになりたい」「プロジェクトマネジメントをする立場になりたい」「どうしてもWebサービスの開発に携わりたい」等、将来像をしっかりと定め、逆算して何が必要か見極めアクションをしていく姿勢が大切です。
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エンジニアに必要なスキルや資質
IT業界のエンジニアという職種は、様々なプログラミング言語を駆使してシステムやソフトウェアを開発します。基本的な言語だけでなく、いずれはハードウェアからソフトウェアまで幅広い分野の知識や技術が必要になってきます。
そんなITエンジニアはどのようなスキルや資質が必要でしょうか。3つのポイントに分けて解説します。
- 継続的な向上心と好奇心
- 問題解決能力
- コミュニケーション能力
継続的な向上心と好奇心
IT技術の発展に伴い、クライアントのニーズも日々変化し続けています。委託される業務や納品物に対しての要求もより複雑に、高度化しています。
ITエンジニアは、さらに技術が進化していく時代で、クライアントのニーズを満たす仕事をすることが求められます。その為には、時には自分の余暇や仕事以外でも勉強を継続し、「新しい知識を得よう」とする継続的な向上心が必要と言えるでしょう。
また、移り変わりの激しい業界の中でトレンドのキャッチアップや、既に使い古された技術などコンピュータに関する知識も時には必要なシーンもあるでしょう。
やりたいこと以外にも、視野を広く持って「周辺知識も吸収しよう」とする好奇心があると自ずとエンジニアとしての価値が上がるのではないでしょうか。
問題解決能力
システムやアプリケーションの開発には仕様ミスや不具合(バグ)といったトラブルはつきものです。そんな時、今起こっている事象は何か?それはどうしたら最短で解決できるか?解決できない場合、この場をどのように対処すべきか?など冷静に考え答えを導き出すのもITエンジニアの重要な役割です。
こういった場数=経験を踏む、ということはもちろん役に立ちますが、予期せぬことが起こっても臨機応変に対応できるか否かは、プロジェクト全体を俯瞰して客観的に状況を判断することが大切です。
これはIT業界に限った話ではなく、仕事をする上ではどの業界でも起こりうることです。
何かトラブルが発生した時に、自分事として捉えて解決の糸口を見出すことができると頼れるエンジニアとして信頼されることでしょう。
コミュニケーション能力
この記事を読んでいる方の中には、「技術者はスキルが重要」と思っている方もいるのではないでしょうか。 確かに高いレベルで期待された仕事を実行できるのなら、それだけで仕事は問題なくできるかもしれません。
しかし、「未経験」「経験が浅い」「スキルに自信がない」という場合は、コミュニケーション能力は重要視されるでしょう。
ここでITエンジニアに求められるコミュニケーション能力とは単に「アイデアや発想が面白い」「人付き合いが上手く人脈が豊富」ということではありません。「課題を正しく理解し、相手や第三者が自分に何を求めているのか汲み取る」という力です。
エンジニアの仕事では、たった1人で1つのものを創り上げるということは相当稀なケースです。基本的には、チームで1つのプロジェクトを遂行していくでしょう。
その際には、それぞれ役割を持った他の技術者やSE、デザイナーやプロジェクトマネジャーとも適切なコミュニケーションを取る必要があります。
技術力はもちろんですが、コミュニケーション能力に長けているITエンジニアであれば、どこの職場でも通用するでしょう。
ニーズが多いプログラミング言語とは
現在の日本は、少子化による若年層の人口減や業界のキツそうな印象からIT業界離れが深刻化しており、増え続けるIT技術のニーズに追い付いていません。この傾向はここ5~6年に顕著でており、今も加速中です。とりわけ、ニーズの高いJavaエンジニアの数は圧倒的に不足している現状があります。
ニーズが増え続けているということはつまり、スキルさえ身につけることが出来れば仕事や企業を選べる立場になることも可能ということです。
Java言語は、オープン系という分野に位置づけられ、私たちの日常よく目にするWebサイトやアプリケーションの多くはオープン系言語で作られていることが大半です。
オープン系とは、相互運用性や移植性を持ったコンピュータシステムでプログラミングやインタフェース、様々なデバイスで運用可能な点が特徴としてあげられます。
そのオープン系に反してホスト系という分野もあります。
主に企業の基幹システムなどで使われるような大規模コンピュータを用いた一台で完結するシステムのため、「クローズドなシステム」と言われることもあります。
ホスト系は企業単位で開発手法が決まっていたりするので、経験を長く積んでもオープン系のような共通言語として別の業務や企業で使えない可能性があります。
オープン系であるJavaは求人ニーズもプログラミング言語の中では最も多く、企業の社内システムからWeb系のサービス・アプリケーションの開発まで幅広く使われています。未経験からITエンジニアを目指すために、まずはJavaから学習をしてみても良いかもしれません。
IT業界でおすすめの転職サイト・エージェントもまとめているので、転職を検討している方はぜひ活用してみてください。
Javaを学ぶメリットとは?
IT業界においてのニーズが高いという理由だけでも充分ですが、未経験からJavaを学ぶ上でのメリットは複数あります。
- 多くのプログラミング言語で共通する考え方を習得できる
- 開発効率と保守性が高い
- ライブラリが充実している
たくさんのサービスやアプリケーション、システムで使われているキャリアの長い言語なので、それだけ多くの人がJavaを使って開発を行ってきた歴史があります。
開発中にわからないことを調べようとした時に、すでにその事象を経験した人が解決方法をネット上に公開してくれていたりと参考にできるサイトが多いというのも、未経験からの開発者としてはありがたいことです。
また、先述したようにWEBサービス開発・業務システム開発・PCアプリ開発・Androidアプリ開発などできることが幅広くあります。
- 転職・就職を手堅く行いたい人
- 多少難しくてもいずれは高性能な言語を使いこなせるようになりたい
- 大企業や大きな開発プロジェクトに携わりたい
- Androidアプリを作りたい
そんな風に考えている方には、特におすすめです。
Javaの学習を始めよう
未経験からITエンジニアへの転職にあたり、最初の一歩を踏み出す難しさは必ずあります。そして、その最初の一歩を間違えて、挫折してしまう人が多いことも事実です。プログラミングの学習は、最初はなかなか馴染みのない用語や考え方の連続で1人だと投げだしてしまいたくなる時もあるでしょう。
そんな時は、身近に頼れる講師がいるとモチベーションも維持でき、最終的にはしっかりとスキルを身につけられるのではないでしょうか。
TechAcademy就職予備校のJavaエンジニアコースでは、最初の一歩をサポートしてくれるパーソナルメンター制度という心強いサポート体制があります。Javaで開発をするためのパソコンのセットアップ方法から、実際に開発を実践するところまで、実務で通用するプログラミングスキルの習得が可能です。
また、このコースは就職直結型なので便利なキャリアサポートも付いており、実際に未経験からIT業界への転職に成功している方も複数います。
一定の条件はありますが、無事に就職・転職が決まった際には受講料の全額キャッシュバックもしているため、経済的な理由でスクールを諦めていた方もチャレンジできます。
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