文字列を抜き出す!Javaでsubstringを使う方法【初心者向け】
初心者向けにJavaのsubstringを使う方法について解説しています。substringを使って文字列を抜き出す書き方を説明し、実際に処理の流れを紹介しています。プログラムを書きながら結果を見るとより理解できるはずです。
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今回は、Javaのsubstringメソッドの使い方を解説します。
substringメソッドを使って文字列を抜き出す書き方を紹介しているので、実際に書きながら理解していきましょう。
目次
今回はsubstringメソッドを使ってみるよ。
田島メンター!substringメソッドは何に使うんですか~?
これは文字列内の、指定した部分を抜き出すことができるものなんだ。
さっそくやってみよう。
はい!
substringとは
Stringクラスのsubstringメソッドを使うと、その文字列から部分文字列を抜き出すことができます。
例えば「私の名前は山崎です。」という文字列から「山崎」という文字列だけを抜き出すことができるようになります。
substringの書き方
substringメソッドで文字列の一部を抜き出すには2つの引数を使用します。
第一引数には抜き出し開始の位置を設定します。
第二引数には抜き出し終了位置(※この文字は含まない)を指定します。
文字列の長さを超える値を指定した場合は例外が発生します。
substringの基本の書き方だね。
引数で開始位置と終了位置を指定したらいいんですね。
それでは実際の例で確かめてみよう。
文字列内から指定の部分を抜き出し、それを出力するよ。
実際に書いてみよう
substringメソッドでは、その文字列から「何文字目から、何文字目の前までを抜き出す」を指定します。
ソースコード
public static void main(String[] args) { //抜き出し前の文字列 String str = "私の名前は山崎です。"; //5文字目から7文字目の前まで抜き出す String name = str.substring(5,7); //山崎を表示 System.out.println(name); }
最初の文字が0番目です。
抜き出し開始文字→5番目→「山」
抜き出し終了文字(※この文字の手間まで)→7番目→「で」
実行結果
山崎
実行結果は抜き出した2文字です。
関連メソッドの紹介
開始位置だけを指定することで、残りの全ての文字を抜き出すことができます。
ソースコード
public static void main(String[] args) { //抜き出し前の文字列 String str = "私の名前は山崎です。"; //5文字目から後ろの文字全てを抜き出す String name = str.substring(5); //山崎です。を表示 System.out.println(name); }
実行結果は
山崎です。
となります。
例外が発生するケース
ソースコード
public static void main(String[] args) { //抜き出し前の文字列(最後の文字は9番目) String str = "私の名前は山崎です。"; //14文字目から後ろを抜き出す String name = str.substring(14); }
存在しない14文字目から後ろの文字を抜き出す指定にしました。
実行すると下記の例外が発生します。
java.lang.StringIndexOutOfBoundsException
以上、substringメソッドの使い方について解説しました。
入門向けJavaの学習サイトもまとめているので、合わせてご覧ください。
終了位置を指定しない場合、開始位置から後ろの全てを選択することになるんだ。
全角日本語の場合でも、1つの文字で1つの順番として数えるんですね。
そうだね。
あとインデックスは0から始まることと、終了位置はその「指定した場所の前まで」になることに気をつけよう。
終了場所の引数は、その位置を含まないということですね。
ありがとうございました!
監修してくれたメンター
長屋雅美(ながやまさみ) 大手SIerで7年勤務後、フリーランスのエンジニアになる。バックエンドを中心に担当。最近はWebアプリケーションの開発とプログラミング講師を行っている。海外在住。自宅をオフィスとしている。合気道と居合道の稽古が日課。 |
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