Rubyの%記法の%wの使い方【初心者向け】
初心者向けにRubyで%記法の%wを使う方法について解説しています。%記法とは何かというところから%wの役割、実際の書き方まで順番に学んでいきましょう。%wは文字列の配列を表現する上で理解しておきたい知識です。
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Rubyで%記法の%wを使う方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
%記法の%wの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
%記法とは
文字列リテラル、コマンド出力、正規表現リテラル、配列式、シンボルを表現する記法です。
%記法を利用することで、上記の値をより簡潔に表現できる場合があり、そういった場面で利用することが多いです。
%wの書き方
%wは文字列の配列を表現するために利用します。
$ irb irb(main):001:0> %w(tech academy) => ["tech", "academy"]
上記の例では、%w()の()の中に配列の要素にしたい文字列をスペース区切りで入力することで文字列の配列を表現しています。
()以外の記号を使うことも可能です。
$ irb irb(main):001:0> %w'tech academy' # ()の代わりにシングルクォートも使えます => ["tech", "academy"] irb(main):002:0> %w"tech academy" # ()の代わりにダブルクオートも使えます => ["tech", "academy"] irb(main):002:0> %w<tech academy> # ()の代わりに<>演算子も使えます => ["tech", "academy"]
実際に書いてみよう
ソースコード
$ irb irb(main):001:0> %w(tech academy) => ["tech", "academy"] irb(main):002:0> %w(tech academy 2) => ["tech", "academy", "2"] irb(main):003:0> %w('tech' academy 2) => ["'tech'", "academy", "2"] irb(main):004:0> %w("tech" academy 2) => [""tech"", "academy", "2"] irb(main):005:0> %w(tech (academy) 2) => ["tech", "(academy)", "2"] irb(main):006:0> %w(techacademy 2) => ["techacademy", "2"] irb(main):007:0> %w(tech academy 2) => ["tech academy", "2"] irb(main):008:0> message = "hello techacademy" => "hello techacademy" irb(main):009:0> %w(#{message}) => ["#{message}"] # 文字列の展開はできません
以下のバージョンでサンプルコードを動かしています。
$ ruby -v ruby 2.5.0p0 (2017-12-25 revision 61468) [x86_64-linux]
回答してくれたメンター
阿部祐也
職種: エンジニア 普段の業務: リモートワークで勤務しながら、自社・受託サービスの開発に従事 開発実績: ソーシャルゲーム、ツール系アプリ、広告システム、ヘルスケア系アプリのプロジェクトに参加しており、PHP, Ruby on Rails, Objective-C, Swiftでの開発を担当 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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