Rubyで文字列を改行する方法【初心者向け】
初心者向けにRubyで文字列を改行する方法について解説しています。長い文字列などを扱う際に、改行コードを使うことで改行を行うことができます。OSごとに書き方が違うので、サンプルを見ながら使い方を理解していきましょう。
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Rubyで文字列を改行する方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
文字列を改行する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
文字列を改行する方法
プログラム内で、長文のテキストデータを出力する際、あるいは、ログなどで改行を行いたい場合などのケースがあるかもしれません。
その際に、改行する際はどのように行えば良いかを説明します。
ターミナルなどで改行を行う場合、 文中に `改行コード` を付与することで改行ができます。
改行コードとは、その名の通り、改行を行うコードの事です。
改行コードは `n` になります。
puts "SAMPLE1nSAMPLE2"
結果
SAMPLE1 SAMPLE2
ただし、文字列をダブルクォーテーションではなく、シングルクォーテーションで囲んだ場合は、そのまま `n` などと出力されますので、注意が必要です。
puts 'SAMPLE1nSAMPLE2'
結果
SAMPLE1nSAMPLE2
実際に書いてみよう
ログを出力するためのサンプルで確認してみましょう。
require "date" # 日毎のログファイルを準備 file = Date.today.to_s + "_application.log" # ログの内容を準備 logs = [ "ERROR: 400 Bad Request", "ERROR: 401 Unauthorized", "ERROR: 402 Payment Required", "ERROR: 403 Forbidden", "ERROR: 404 Not Found", ] # このまま実行した場合、1行のログが出来上がります。 # ERROR: 400 Bad RequestERROR: 401 UnauthorizedERROR: 402 Payment RequiredERROR: 403 ForbiddenERROR: 404 Not Found File.open(file,"w") do |file| logs.each do |log| file << log end end # 改行コードを付与して作成した場合 # ERROR: 400 Bad Request # ERROR: 401 Unauthorized # ERROR: 402 Payment Required # ERROR: 403 Forbidden # ERROR: 404 Not Found File.open(file,"w") do |file| logs.each do |log| file << log + "n" end end # 追加でメッセージを入れ、文中で改行する場合 # 結果 # ERROR: # No Such File or Directory # StackTrace: File.open(file,"w") do |file| file << "ERROR:nNo Such File or Directory nStackTrace:" end
回答してくれたメンター
中廣 誠
職種: WEBエンジニア 過去の開発実績・業務内容: 趣味など |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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