Rubyでsort_byを使う方法【初心者向け】
初心者向けにRubyでsort_byを使う方法について解説しています。sort_byを使うことにより配列内の要素を並び替えることができます。基本の構文と実際の例で使い方をマスターしておきましょう。実際に書いて理解してみてください。
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Rubyでsort_byを使う方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
sort_byの使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
sort_byとは
配列を小さい順に並び替えたいとき、sort_by というメソッドを使います。
sort_by と似たメソッドに sort がありますが、 sort_by の方が速くなる場合が多いため、基本的には sort_by を使用します。
sort_byの書き方
sort_by にはブロックを渡して、ブロックの中に比較する対象を返すようにします。
配列の要素をそのまま比較対象にする場合は、ブロック引数をそのまま返します。
> [1, 4, 5, 2, 3].sort_by { |x| x } [1,2,3,4,5]
ブロックは、比較できるものなら何でも返してよいので、文字列を長さ順に並び替える場合は、size メソッドで文字列の長さにして返します。
ブロックの結果は並び替えに使われるだけなので、処理が終われば捨てられます。
> ["four", "three", "one", "two"].sort_by { |x| x.size } ["one", "two", "four", "three"]
実際に書いてみよう
ソフトウェアのバージョン文字列を並び替えたい場合、文字列をそのままソートすると正しい結果が得られません。たとえば以下の場合、1.10.4 の方が 1.9.5 よりも小さいように並び替えられます。
そのため、一旦ピリオドで分割して、数値に直してから並び替える必要があります。
versions = ["1.9.5", "1.10.4", "0.2.3"] > versions.sort_by { |s| s.split(".").map(&:to_i) } => ["0.2.3", "1.9.5", "1.10.4"]
監修してくれたメンター
吉本 敏洋
フリーランスとして、WEB系ベンチャーでRailsアプリの開発を行っています。 フリーランスとしてRailsの案件に関わるようになって、10年以上になります。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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