数値を0埋め!JavaでString.formatメソッドを使う方法【初心者向け】
初心者向けにJavaで数値を0埋めする方法について解説しています。0埋めは桁数を揃える目的で使用されます。ここではString.formatを使った書き方について解説します。0埋めを使う場面と書き方について、実際に書きながら覚えていきましょう。
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監修してくれたメンター
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この記事では、Javaで数値を0埋めする方法について、テックアカデミーのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
目次
そもそもJavaについてよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回は、Javaに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
数値を0埋めする方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
数値を0埋めする方法
Javaで数値を0埋めする方法を説明します。
「数値を0埋めする」とは
数値を画面などに出力する際、あらかじめ決められた桁数に満たない分だけゼロを付与する処理のことを「0埋め」といいます。
「ゼロ埋め」「ゼロパディング」「zero padding」などと呼ぶこともあります。
実際の利用場面
実際のシステム開発では、次のような場面で0埋めを行うことがよくあります。
- 月、日を常に2桁で出力する (例えば01、07、12、31のように。1と7は1桁の数値なので左側に0埋めされます)
- 「社員番号」など、常に固定の桁数で扱いたい番号を出力する (例えば00001、00103、09234のように)
「format()」メソッドの書き方
さまざまな書き方・方法がありますが、ここではStringクラスの「format()」メソッドを使った書き方を紹介します。
String.format(書式文字列, 値);
- 第1引数:値をどのような書式(形式)で出力するかを指定します。例えば5桁で0埋めしたい場合は次の書式文字列を指定します。
- %05d
- %・・・書式文字列であることを表す指示子
- 0・・・埋める文字。この場合ゼロ
- 5・・・桁数。この場合5桁
- d・・・出力する値の型。この場合整数(decimal)
- %05d
- 第2引数:出力する値を指定します。今回は数値を0埋めするので、「1」「12」「9234」などの数値を指定することになります。
書式文字列についてもっと詳しく知りたい場合は、OracleのAPIドキュメントを読んでみてください。
実際に書いてみよう
以下は、番号を0埋め最大6桁で出力する例です。
桁数を変えたり出力する値を書き換えたりしてご自身で試してみると、より理解が深まるでしょう。
class StringFormatSample { public static void main(String[] args) { // 000001と出力される System.out.println(String.format("%06d", 1)); // 000012と出力される System.out.println(String.format("%06d", 12)); // 000123と出力される System.out.println(String.format("%06d", 123)); // 000000と出力される System.out.println(String.format("%06d", 0)); // 123456と出力される System.out.println(String.format("%06d", 123456)); } }
内容が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
Javaを学習中の方へ
これで解説は終了です、お疲れさまでした。
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