Rubyのsortメソッドで取得した値を並び替える方法【初心者向け】

Rubyのsortメソッドの使い方について解説します。

 
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

sortとは

sort(日本語では整列)とは配列の要素を一定の規則で並びかえることです。

例えば、多数のデータの中から特定のデータを探したい時に、前処理としてデータを整列しておきます。

 

sortの書き方

Arrayオブジェクトに対して、sortメソッドを呼び出します。

sortメソッドは引数のブロックで、要素どうしの比較方法を定められます。

sortメソッドは配列自身を変更しません。戻り値が整列後の配列になります。

詳細は公式の文書を参照してください。

 

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実際に書いてみよう

サンプルコード

ary0 = ['foo', 'bar', 'baz']

ary1 = ary0.sort
puts ary0
puts ary1

ary2 = ["9", "7", "10", "11", "8"]
puts ary2.sort
puts ary2.sort {|a, b| a.to_i  b.to_i}

 

実行結果

foo
bar
baz
bar
baz
foo
10
11
7
8
9
7
8
9
10
11

 

解説

1行目で文字列3つを含む配列ary0を作成しています。

3行目でary0のsortメソッドを呼び出しました。
元の配列ary0は変化しませんでした。
ary1は整列後の配列なので、bar, baz, fooのアルファベット順になりました。

7行目で数字の配列ary2を作成しています。

8行目でary2のsortメソッドを呼び出しました。
アルファベット順の整列なので、10, 11, 7, 8, 9という順序になりました。

9行目で再度sortメソッドを呼び出しました。
今回は引数でブロックを指定し、数字として比較するようにしたので、7, 8, 9, 10, 11という順序になりました。

 

監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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