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Pythonのdatetimeモジュールの使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonのdatetimeモジュールの使い方について解説しています。datetimeモジュールは、日付に特化したモジュールになります。内部でtimeクラスも使われています。時間や日付やカレンダーなどそれぞれに応じて使い分けましょう。

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Pythonのdatetimeモジュールの使い方について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

datetimeモジュールの使い方について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

datetimeモジュールとは

datetimeモジュールには、日付や時間データを操作するためのクラスが含まれています。日付や時刻を対象にした四則演算もできます。詳細は公式のリファレンスを参照してください。

処理内容によっては、timeモジュール、calendarモジュールを使ったほうが容易な場合もあります。適宜使い分けるのが大切です。

datetimeモジュールの4つのオブジェクトの使い方(date、time、datetime、timedelta)

dateクラス

dateクラスは、日付 (年、月、および日) を表します。以下のように、年、月、日を指定し、インスタンスを作成します。

 

datetime.date(2019, 1, 2)

これは、2019年1月2日を表します。

 

timeクラス

timeクラスは、日中時刻を表します。
以下のように、時間、分、秒を指定し、インスタンスを作成します。

 

datetime.time(12, 30, 40)

これは、12時30分40秒を表します。

 

datetimeクラス

datetimeクラスは、dateとtimeの特徴をあわせもち、日付と時刻を表します。以下のように、日付と時刻を指定し、インスタンスを作成します。

 

datetime.datetime(2019, 1, 2, 12, 30, 40)

これは、2019年1月2日、12時30分40秒を表します。

 

timedeltaクラス

timedeltaクラスは、経過時間、二つの日付や時刻間の差を表します。以下のように、日数や時間を指定し、インスタンスを作成します。

 

datetime.timedelta(days=1, hours=6)

これは、1日と6時間の差を表します。

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実際に書いてみよう

date, datetime, timedelta, timeを使ったソースコードです。わかりやすさのため、type()関数でオブジェクトの型も出力しています。

サンプルコード

 

import datetime

today = datetime.date.today()
print(type(today), today)

today_time = datetime.datetime.today()
print(type(today_time), today_time)

one_day = datetime.timedelta(days=1)
print(type(one_day), one_day)

tomorrow = today + one_day
print(type(tomorrow), tomorrow)

t = datetime.time(hour=6, minute=10, second=20)
print(type(t), t)

 

実行結果

<class ‘datetime.date’> 2019-02-10
<class ‘datetime.datetime’> 2019-02-10 06:53:20.042495
<class ‘datetime.timedelta’> 1 day, 0:00:00
<class ‘datetime.date’> 2019-02-11
<class ‘datetime.time’> 06:10:20

解説

date.today()関数で今日の日付(2019/2/10)を得ました。datetime.today()関数で今日の日付と時刻(2019/2/10 6:53)を得ました。

datetime.timedeltaで1日の時間差を表現しました。これを今日の日付に加えると、明日の日付(2019/2/11)になることを確認できました。

最後に時間、分、秒を指定し、timeインスタンスを生成しました。

監修してくれたメンター

橋本紘希

システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。

開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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